流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

大いなる幕間、はじまる ―ESE消滅から1ヶ月によせて

声優・タレント事業撤退に関するお知らせ

http://www.earthstar.jp/talent/news.php#201803311759-1

 

これまでいろいろとお世話になってきた(株)アース・スター エンターテイメントが、2018年3月31日を以って声優・タレント事業を撤退したそうです。

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声優・タレント事業撤退どころか、(形としては)2018年4月12日付で(株)泰文堂という歴史ある出版社に吸収合併され、今現在はもはや「(株)アース・スター エンターテイメント」という会社は存在していないのです。

(ソースの官報:

http://kanpou.npb.go.jp/20180412/20180412g00082/20180412g000820062f.html

…といっても、直近30日のものしか閲覧はできないようなので画像も貼っておきましょう。

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話題になった当時これを見つけてきてくれた某氏にこの場をお借りし感謝。)

大してこういうの読む知識を身につけてこなかったので付け焼き刃の知識ですが、どうも3億の債務超過があるように見えます。

「泰文堂」で検索したらこんな記事(http://www.t-partners.jp/pdf/20180412.pdf)が。

どうやら4月3日の時点でESEが泰文堂の全株式を取得して子会社化→4月12日に泰文堂がESEを吸収合併、という流れらしいので子会社化の際の費用なのか、あるいは元々大赤字だったのかのどちらか、という解釈でいいのでしょうか?(貸借対照表に自信ニキいたら教えてください)(学のなさを露呈)

 

この記事を書いている5月上旬現在では、まだ公式HP周りが「(株)アース・スター エンターテイメント」として振る舞っているようなのですが果たして…

また、記憶が正しければこの話題が出た4月12日頃に「合併公告に関しご心配をおかけしておりますが今後も事業内容は変わらず、ブランド名も存続していきますのでよろしく」的なリリースがどこかに出ていたものと思うのですが、それも見当たらなくなりました。

記憶の中にしかない、確かなソースがないものをどうこうと断言はできないというのは大前提だとしても、なんだかコソコソした吸収合併だという印象は否めません。

 

誰が悪い、何が悪い、どうしてくれるといった追求をするつもりはありませんが、いやはやいろいろ楽しかったけど散々振り回されたもんだなぁ、という気持ちです。

 (2018/10/17追記:ここで書いていたESEと泰文堂合併→ESE消滅、には続きがあり、一瞬だけ泰文堂を過ごしたのちに比較的すぐさま泰文堂がESEに改名したようです。草。)

 

…というのはもはやどうでもよくて、本題はこっち。

所属事務所が会社ごと爆発四散してしまったこともあり、高尾奏音さんがしばらく表舞台から姿を消す事になってしまったのです。

 

現在既に出演が発表されている『ヤマノススメ サードシーズン』以降の表立った活動は不透明で、本人からは「養成所に所属し、ゼロから声優としての勉強をしっかり頑張る」旨が表明されています。

 (今思えば、1月末に既に出演が発表されていたのにESE側では3月になってしれっと掲載していたのも変な感じではありました。)

その活躍をしばらくこの目で見られないのは寂しいことこの上ありませんが、年々ますます競争が激しくなる声優界で身を立てていくには確かな演技力の裏打ちというものは絶対に必要です。

ここのところグイグイと人気も上がってきている声優さんが、演技力のなさが祟ってかろくにアニメに出られていないという例もあります。(もろにdisになってしまうので名前は出さないけど)

そんな人がひとりやふたりじゃきかないくらいあちこちにいるので、決してそうはなってほしくない。

なので、ここで一度しっかり力をつけ直すという決断は全面的に支持する所存。

逆に言うと演技力が今以上に付いてくれば、他の部分のポテンシャルって今第一線を行くような人たちをも凌駕しうるものは既にあるんですよ。

 

4月以降、ESDで知り合ったいろんな人と話しましたが、誰もが疑いなく再始動の時を楽しみに待っていましたし、僕もこれまで誰も見たことないようなすげえ世界を見せてくれる声優になって帰ってきてくれると強く信じております。

その暁には今までと変わらず第一線で応援したいし、どんな舞台なんだろう、新宿ReNYかな、サンシャインの噴水広場かな、品川インターシティホールかな、赤坂BLITZかな、Zeppかな、SSAかな…と、そんなふうに想像したりもしています。

待った先にはきっとそんな世界があるんだと、そう信じて日々を過ごしていきたいです。

 

 

これがひとまずの現状に対する整理の付け方です。

ただまあ…ここに至るまでの過程でのんのんのイベント予定がなくなってしまうと人生のモチベの維持が難しい人間になってしまったので、急に虚無の世界に放り出されてここ1ヶ月結構大変でした。

とはいえ、常々「自分はのんのんのことを大変評価しておりだからこそこれだけ応援しているが、果たして自分はその応援に足る人間なのか?いや断じてそうではない断じて」という気持ちを抱いていたので、この機会に色んな経験をしてみたいなと考え、知り合いの伝を頼ったり頼らなかったりしつついろいろ出向いてみています。

このGWの半分は寝て過ごしてしまって流石に人間としてまずいので、これからはそんな感じで「一番の座を空けて待ちつつ修行の旅に出た高尾奏音のオタク」による見聞録だったり、とりとめのない話などをブログに綴りつつ、彼女の新章が始まるまでの言わば幕間のようなこの時間を生きていこうかなと思っています。

そのスタンスの上で軸足を置けそうな現場も見つけられたので、その紹介なんかもしていけたらと思います。

 

 

楽しかった季節ひとつ終わる

まっしろなスケジュール 落書きで埋めよう

―「Cocoiro Rainbow」より

 

いつか大きな大きな虹を架けるために、今のうちにいっぱい落書きをしておこう。

「然るべき再会」を果たすその日まで。

(唐突にポエムしがち)