流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

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平成最後の冒険が、今始まる― 伊藤美来 4th Live Miku's Adventures 2018 プレビュー

8月が終わり、2018年もだんだんと終盤戦に突入してくる今日この頃。
夏が終わったということは、今年もこの時期がやってきたのだということです。
そう。伊藤美来さんのライブの季節です。

というわけで、毎年恒例の伊藤美来さんのライブについてのお話です。

(過去記事 2016年レビュー 2017年プレビュー 2017年レビュー1 2017年レビュー2

 

 

 

 

1.この1年を振り返ってみる


ライブに目を向ける前に、まずは今年の伊藤美来さんの実績を振り返ってみましょう。

詳細な情報についてはこちらの便利サイトで。

 

・『りゅうおうのおしごと』エンディングテーマ担当

昨年の『武装少女マキャヴェリズム』に続き、自身初のエンディングテーマタイアップとなる「守りたいもののために」をリリース。(昨年のバースデーライブにてタイアップが発表されたのも懐かしいですね。)
カップリングの「あの日の夢」ともども、落ち着いた中にも強さを感じ、そしてどこか優しい雰囲気の漂う曲です。

 

・『プリンセスコネクト! Re:Dive』コッコロ役
Cygames発のスマートフォン向けゲームにおいて主要キャラのポジションを獲得。
楽曲への参加も多く、今後も期待が持てるコンテンツです。

ダウナー系キャラを演じるというのも珍しいことで、かく言う自分も先行知識一切無しでコッコロちゃんの声を聞いたら伊藤美来さんだと気づかない可能性すらあります。それくらい新境地。

 

・『バンドリ! ガールズバンドパーティ!』にてボーカル曲連発

こちらも昨年に引き続き活躍を続けております。一大コンテンツの中軸として活躍しているのはとてもいいこと。

(個人的な話をすると、キーボードがいないユニットが放課後ティータイムの曲をカバーしていてムギちゃんのオタクとしてブチ切れてしまったのでもうコンテンツ自体許せへん)(過激派の老害

 

・TBS「炎の体育会TV」出演
箱根駅伝で一躍ヒーローとなった青山学院大学の下田選手の憧れの人というポジションでまさかの地上波ゴールデン出演。
ご対面時の下田選手の喜びっぷりも相まって大きな話題を呼びました。

(推しに地上波ゴールデン出演の仕事を与えるオタク、未来永劫オタクの鑑として語り継がれて欲しい)

 

・FRESH生放送「フレッシュはじめました」開始
5万円のツーショットチェキで話題となった(?)新番組企画会議などを経て誕生した生放送。
4thシングルのカップリング曲「all yours」のクラップ音募集企画が行われるなど、今年の彼女を語るうえで欠かせないトピックのひとつです。

 

・写真週刊誌への掲載

週刊プレイボーイNo.11(2月26日発売)、FLASHスペシャル(8月18日発売)など、写真週刊誌に取り上げられるようになりました。

贔屓目が入っちゃうのはしょうがないにしても、他のページに載っているようなアイドルとも十二分に渡り合ってるのではないかと思います。

 

・4thシングル「恋はMovie」発売
8月に、4枚目のシングルである「恋はMovie」が発売となりました。
Shocking Blue」を彷彿とさせるブラスサウンドの光る一曲です。

そして、千葉県は市川市にある大慶園でのMV撮影。史上最も東葛エリアで活動を行った声優と言っても過言ではないと思います。(今回に限らずろこどるで流山・松戸・柏・市川(本八幡)など至るところに現れているため)

初回盤には史上初となるライブ映像収録もありました。

 

・初のアニサマソロ出演
8/24(金)、昨年のPyxisとしての初出演に続き、今度はソロとしてのアニサマ初出演を果たしました。
Shocking Blue」「守りたいもののために」のアニタイ2曲を披露しました。

 

こうして見ると、声優としての本業というよりはむしろ別方面での活躍が目立った一年と言えるのではないでしょうか。Wikipediaを見ていたら2018年の出演少なすぎて泣いてしまった。
4月、9月にアニソンフェス系イベントへの出演もあるなど、声優というよりはアーティストとしての側面がより鮮明になった1年だったともいえるでしょう。

大学4年、卒論の時期ということもありスケジュールの融通の効きやすい活動を中心に行っているのかも知れません。声優としての活躍は来春以降また見られるものと信じております。

 

 

2.ライブの概要を読んでみる

次に、現在公開されている情報からライブそのものの概要を考えていこうと思います。

 

まず、会場の東京国際フォーラム ホールC

有楽町駅前すぐという抜群のアクセスがありがたいこの会場は、収容者数1,502人とのことで昨年のZeppダイバーシティ東京を更に上回る規模。またしてもソロライブ史上最大の収容者数です。

毎年のようにライブ会場の規模が大きくなっていくのは、その歩みを象徴しているかのようです。

 

ところで。

このホールCですが、公式サイトにも「本格的なクラシックコンサートからミュージカル、国際会議まで幅広い用途に応えます。」という記述があることからもわかるように「ライブ」というよりはむしろ「コンサート」に向いた会場となっています。

また、収容者数の1,502人分椅子が設けられている全座席の会場というのもこれまでとは違うポイントです。

そして、今回のチケットの販売形式に注目してみると、券種が「全席指定」となっています。

2015年から4年連続で「Miku's Adventures」と銘打たれたライブが行われていますが、これまでは2015年が整理番号付きオールスタンディング、2016・2017年が整理番号付き全自由(前方は座席、後方はスタンディング)となっていたので「全席指定・全座席」は史上初の試みということになります。わんぱくひろば、絶滅…。

史上初といえば、そもそもの話「ライブが2部制じゃない」「バースデーイベントとライブが分離している」というところもそうなのです。

 

これらを考えると、今年のライブは大きく傾向が変わってくるのではないかという予感がします。

 

 

3.ライブの内容を想像してみる

最後に、ライブの予習範囲を大胆予想!

(そういえばアニサマ前に予習用と見られるアクセスが多くありましたがこのブログ多分クソの役にも立たなかったと思う。すまねえ)

 

今回のライブを占う上で一番参考になりそうなのは去年のライブです。

1stアルバム「水彩~aquavail~」を発売した直後だったということで、その世界観に沿ったライブが繰り広げられました。

早い話が、今回もその路線に近い形になるのではないか、というのが予想です。

 

まず、歌うであろう曲の予想。

今年は、毎年この時期に1日2公演で催されていた「バースデーライブ」が9/30(日)の「ライブ」と10/13(土)の「バースデーイベント」の2日間に分かれています。

「ライブ」に関しては前述の通り格式高い国際フォーラムで行われますが、「バースデーイベント」のほうはよりライブハウスとしての性格の強い新宿FACEにて、全自由席で開催されます。

このことから、いわゆる「沸ける曲」「強い曲」要素は「バースデーイベント」に回し、「ライブ」のほうでは上品なコンサートが繰り広げられるのではないかと思います。

かつ、「バースデーイベント」でキャラソンを披露するという説があるため、「ライブ」のほうは以下のようなラインナップになると予想しております。

 

 ・1stアルバム「水彩~aquavail~」収録曲

 ・3rdシングル「守りたいもののために」収録曲

 ・4thシングル「恋はMovie」収録曲

 ・StylipS迷々コンパスはいらない」収録 「Dear Honesty」

 

更に、ライブのコンセプトは去年のライブのスタイルを踏襲し、最新のリリース曲である「恋はMovie」の要素を取り入れて「映画」の世界観になるんじゃないかなというところまで踏み込んで予言しておきましょう。(外れたら盛大にネタにしてくれよな)

映画、となると急にヒーローになりだす可能性も捨てきれないので、

 ・ソロ曲(音源入手困難)「妄想Realize」

 ・特撮ソング(平成ライダースーパー戦隊シリーズ

も抑えておくとよいでしょう。

 

このヒーロー路線と、具体的な曲名になりますが「Shocking Blue」の両者があるかないかが予想を断言しかねるポイントです。

国際フォーラムはどう考えても沸く曲をやる会場ではないですし、何より「バースデーイベント」が控えているのでそちらにアッパーな曲は全部回す可能性も無きにしもあらずと考えております。

ソロデビュー以降、ここまでの楽曲展開で「アーティスト・伊藤美来」として演出したい世界観はStylipS時代のようなガンガン仕掛けるタイプとは全く別のものだということは皆様もうおわかりのところかと思います。

個人的には今年は後ろの方で着席しつつ古参面して楽しもうかなと思っていたので、国際フォーラムってことはまさにちょうどそういう雰囲気なのかなと思ったりもしますが…

しかし一方でブラス隊呼んで「Shocking Blue」と「恋はMovie」生演奏とかもあるのではないかなという気もします。オーケストラピット付きの会場だし。

ここまで考えたらもうあとは当日始まってみてのお楽しみですね。果たして結果はいかに。

 

歴代最大の会場にもかかわらず、ここに来て史上初のチケット完売を叩き出したというのは注目度の高さそのもの。

さて、彼女は今年の、そして平成最後の冒険に何を刻むのでしょう。

楽しみにその日を待ちたいと思います。