流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

たまたま出かけたら上月せれなさんの細胞プロミネンスカバー初披露に出くわしてひっくり返った話

平素より大変お世話になっております。

さて、表題の件ですが、表題のとおりです。

ご査収ください。

 

 

ひかのんラストライブからはや1年。

あれ以来、相変わらず心情はひかのんのオタクなので主現場らしい主現場がヂィア☆カうとか百錬覇王真剣部とか艦のこれとかなどなど、単発的なものしかありません。

ここのところは(のんのんが出る『魔王様、リトライ!』とか『うちの娘のためならば〜〜』とかのアニメイベントが動き出すまでは)暇を持て余しており、大学時代にちょっとやっていたダーツを再開したりなんかして過ごしております。

あとは古い知り合いを訪ねに行くつもりでWUGのファイナルライブに当日券で行ったりとかね。

 

で、この前の土曜日。

ダーツのモチベーションを上げるにあたり大切な要素となるいい感じのフライト(矢の羽の部分。いろんな柄がある)を探しに渋谷のダーツショップに行きがてら、ESDからの知り合いがたくさん集まっていそうないい感じの対バンイベントがあったのでちょっと寄ってみたんです。

そしたらちょうどその対バンのあとで上月せれなさん(通称・せれちゅ)の無銭ワンマンライブがあるというのを聞き、さらに「『ミリオンドール』楽曲をカバーするかもしれないらしい」という噂を耳にしました。

なるほど納得、そう来たかという思いです。

というのも、せれちゅさんは『ミリオンドール』原作の藍先生が主催する対バンイベント「あいさんのかわいいこまつり Vol.2」に出演者として名を連ねているのです。

お二人は一体どういう繋がりなんだろうか、というのが気になるところですが、ともかくそういう関係があるので『ミリオンドール』楽曲のカバーというのは頷けるのでした。

ミリオンドール』楽曲は、伊藤美来さんご出演作品ということもあり何度も関連イベントに参加しては数々の生歌を聴いていたし、何よりESDでもたくさんの思い出がある曲たちです。どれがカバーされても嬉しいなというのが率直なところ。

当初はふら〜っと対バンを見て帰ろうかなと思っていたのですが、フライト探し以外は特に用事もなかったのでせっかくだし見ていこうということにしました。

この3月9日、渋谷ではなんとかいうアイドルフェスが行われていたらしいです。知らんけど。(ドルオタではないので)

で、そのフェスにひとりで立ち向かう!ということで今回のワンマンライブのタイトルが「FES vs ONE」と銘打たれていました。世間がどうだろうと自分は自分、と敢然と立ち向かっていく精神も個人的には好印象です。

 

「ライブモンスター」の異名を取る上月せれなさん。

そのライブは非常に熱いものがあります。(ダブルミーニング

FREEハグならぬFREEソイヤ、体育の準備体操よろしくその場で3人1組を作ってのリフトをはじめ、視聴者参加型のアトラクションが盛りだくさんの楽しいライブです。飛んだり跳ねたり肩組んだりサークル作って走り回ったりするので、温まってくると結構汗をかくようなレベル感です。(その日はそんな準備してきてなかったので後ろの方で安全に見てました)

それだけ熱く激しいパフォーマンスを繰り広げるにも関わらず、ライブが始まるといきなり「それでははじめに10曲連続行きたいと思います!」と。

は!?体力おばけかよ…と思いましたが、本当に10曲こなすからすごかったです。そういうパワーの持ち主なんですよね。

その後流石に休憩を挟み再開したエネルギー溢れるライブの中、「今日初めて歌うアニソンカバー曲をやります!」という宣言が。

そのタイミングで、後ろにいた我々をスタッフさん(谷尻まりあさんとの対バンなどでよくお世話になるので我々がESDのオタクだということを前々から知ってくれている)が前の方へと促してくれました。(その間、「アニメ」と聞いて『百錬覇王!』だの「アイドルアニメ」と聞いて『ろこどる!』だのとはしゃぐのなかわ(厄介))

そうして披露されたのが、本当に『細胞プロミネンス』だったのです。

youtu.be

 

 

さて、ここらで伊藤美来さんの『細胞プロミネンス』しか知らない人にはそのオリジナルからの繋がりが読めないでしょうから、そもそもの解説をしていきたいと思います。

 

伊藤美来さんがソロアーティストデビューを発表した2016年5月の伊藤美来ファンミーティング以来、長いブランクを経てもう一度『細胞プロミネンス』を歌った2018年10月のバースデーイベントまで。約2年半の間、その歴史を紡いでいたのはアース・スター ドリームでした。

そこにも様々な物語があったということは、弊ブログでも2年余りに渡って数々記しているのでここでは割愛します。

(一例:

http://uouo-fishheart.hatenablog.com/entry/2018/10/14/014459

http://uouo-fishheart.hatenablog.com/entry/2016/12/13/022219 )

そのESDと最も関わりの深かった人物のひとりこそ、この上月せれなさんなのです。

 

自分がESDに通いだした頃(2016年末)にはすでに関係性が出来上がっていたあとだったのですが、同年7月には初の2マンライブを行っており、以降長野での彼女の主催対バンをはじめとした数々のイベントでの共演、またESDのライブへの来場といった深い繋がりは至る所で見ることができました。

(そもそも両者がどう繋がったのかは気になるので、今度誰かに聞いてみたいなと思います)

その後迎えることとなったユニットの最期まで寄り添ってくれたのも彼女でした。ひかのん卒業ライブの時には関係者からのフラスタも決して多くはありませんでしたから、そんな中で贈られたお花を見たときには胸が熱くなる思いでした。

ひかのんラストライブの画像 | 高尾奏音オフィシャルブログ「今日もがんばるのん!」Powered by…

また、ESD卒業後の谷尻まりあさんがライブのステージに立つ機会が3度ありましたが、それも全て彼女主催のライブでした。

そしてその3度のうち2度、昨年3月と12月、谷尻さんによって『細胞プロミネンス』が歌われてもいました。

我々が紡いできた歴史のそばに、彼女はずっと存在していたのです。

 

そんなわけで、個人的に伊藤美来さんからESDまでの一連の流れを見てきた中では今誰かに『細胞プロミネンス』がカバーされるとしたら最も適任なのが上月せれなさんその人であると断言できますし、なんの因果か藍先生のフェスに名を連ねたというのがまたもうね。藍先生の原作からアニメ、そのアニメから伊藤美来さん、そこからESDと繋がってきたものが2019年の今になって原点に還るってたまらなくアツくないですか?(ただのいちオタクがこういうこと言うのもおこがましい気がするけどさ)

そのライブパフォーマンスが体現するとおり「ひとつ残らず全て燃やす」だけの魂は持っていると思いますし、本人も言及しているところのマリ子と同じソロアイドル。そしてGANMA!で連載されていた頃からの『ミリオンドール』ファン…と、ここまで整ってくるともう自分が何か言うのも野暮かなという気もしてきます。

ひとつだけ言えることがあるとすれば、「体中の細胞叩き起こすんだ」のところで胸を叩く振り付けは連綿と受け継がれてて大事な部分だと思うからそこだけは受け継いでくれるとうれしいな…なんて…(本人にもそんな話はした)(いちオタクがそういうこと言うのはおこがましいんだぞと)

 

客席・ステージが一体となって楽しい空間を作り上げる現場で、『細胞プロミネンス』がどのように進化を遂げるのかというところも楽しみにしています。

スタンダードと日本語くらいしか入らなかった伊藤美来現場から、イェッタイガファイボワイパーやらラスサビマサイが実装されたESD現場と来て、次は果たしてどうなるのか。

個人的にはESD版は楽しかったけ今となっては割ともう陳腐化してきてるかなとも思うので、新たな風が吹き込まれるところを見られそうで嬉しく思っています。

 

 

というわけで、伊藤美来さんに再び歌われたことで因果が一巡したかと思われた『細胞プロミネンス』にまた新たな歴史が刻まれた上、めちゃくちゃ偶然その初披露の間に居合わせてしまってひっくり返ったというお話でした。

そして今週3/15(金)、既に『細胞プロミネンス』が予告されている「あいさんのかわいいこまつり」が開催されます。

ミリオンドール』1巻も入場特典で付いて¥2,000+ワンドリンクの破格!

みんな絶対行こうな!!

 

 

P.S.

伊藤美来さんもESDも関係ないんだかあるんだかよくわからないところでも『細胞プロミネンス』がカバーされているのが2現場くらいあるらしいというのをちらほら聞いて、興味のないことはないんですがなまじこんだけ血筋を大事にすることを言っちゃってる手前心情的に見に行きづらいみたいなところある。全く知らない人だし。

でもタイミングが合えば行ってみたいです。細胞プロミネンスのオタクなので。