流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

2016年のイベントを納めたオタク

Pyxisにろこどるにソロにと、伊藤美来さんが出演されるイベントにのみひたすら通い続けた2016年。

そんな1年の締めくくりがこのイベントになるとは一体誰が予想したのでしょうか。

 

というわけで、「アース・スター ドリーム クリスマスライブ」の第1部・第2部を見に行ってきた話です。

 

 

前回前々回の記事でも述べた通り、先日ディファ有明で行われたアース・スター ドリーム(以下ESD)2周年記念ライブを見に行ったのですが、そこでなんとなく興味が湧き今回またESDのライブに訪れてみたのです。

会場は品川J-SQUARE。カラオケJOYSOUNDの直営店の2階にあるイベントスペースで、2~300人も入ったらいっぱいになりそうな会場でした。

今年、ある抽選のイベントで「都内某所」としてここに連れてこられたのが記憶に新しいのですが、まさか年内にもう一度来ることになるとはね。

 

 

昼の部は12時半開場の13時開演。

開演10分前ごろに現地に着くと、2階への階段に20人ほどの列ができていました。

前回同様Tチケットでの購入だったため、今度こそTカードで入場できるのかどうか確かめようと思っていたのですが、列の先頭までたどり着くとスタッフの手には前回ディファで見た端末(カードリーダーらしき装置を備えたタブレット)が。

Tカードを手渡し、どうなるのかと期待していたらなんとスタッフその端末にTカードの会員番号を手入力。

そして端末上で予約を照合し、紙チケットを渡してくれました。(そして無慈悲にも列の最後尾に並び直すように言われる)

やはり「手持ちのTカードがそのままチケットに!」などというIT革命は未だ起こり得てはいなかったのです。Tチケットだと手数料も取られることだし、これなら最初から紙チケットを買ったほうが話が早いですね。

 

入場すると、場内はそこそこの混み具合。

全席自由の前方が座席、後方がスタンディングだったので、せっかくだし近くでゆっくり見ようと思い今回は座席にしました。

着席の時点でもう開演時間直前だったのですが、前回のディファ同様またしても13時にはじまる気配がなし。結局スタートは13時10分過ぎでした。別にスタートが遅れたくらいで怒ることはないんですが、前回の「高尾タイム」の一件もあるため遅延グセはちょっと心配になります。

 

肝心のライブの内容は大きく分けて全員パート→カラオケコーナー→また全員パート、という感じでしたが、今回の目玉は中盤に挟まれたカラオケコーナーでしょう。

メンバー6人がそれぞれ1曲ずつ歌い、採点の点数最下位は罰ゲームというもので、大画面でカラオケができるようになっているこの会場ならではの試みと言えるでしょう。

カラオケってその人の趣味がよくわかるので、それを全員が歌うとなるとメンバーひとりひとりのイメージがより理解できるというものです。

特に、ろくに事前知識を持ち合わせておらずかつディファで初めてライブに参加した僕のような一見にはありがたかったなと思います。

 

ということで各メンバーの印象でも書いてみましょうか。

(公式サイトのプロフィールの上から順)

 

中島由貴さん(白の人)

なかじまかと思ったらなかしまらしい。目がくりっとしてる。顔がどことなく水瀬いのりさんに似ているという第一印象。

ステージを見ているときにパッと見で一番目が行く人。なんでだろう、ダンスのキレがあるし表情がバッチリ決まってるからかな?

撮影タイムでもいつシャッターを押しても絵になる人。アヒル口を完全に体得してるし、キメ顔をすぐに作れるあたり手練って感じ。

「とってもサファリ」とかで立ち見席のオタクがめっちゃ盛り上がってるときに、「いいじゃねえか、来いよ…!」と言わんばかりの挑戦的な微笑みでそっち方向を見ている(ように見える)のが頼もしい。ある種の余裕を感じさせますね。

カラオケコーナーで℃-uteの曲を歌って踊っていたあたり、「憧れの源泉」みたいなのがそっち方面なのかなと。それなら歌も踊りも上手いのが頷けます。

 

高尾奏音さん(ピンクの人)

最年少だけど非常に能力が高い。

ピアノも弾けて歌に上手さも迫力もある。そして音楽畑の人だと思っていたら踊りもそつなくこなす。歌いながらみんなに笑顔を振りまくのも忘れないし本当に楽しそうなのが伝わってくる。

カラオケコーナーで「ギミー!レボリューション」を選んでくるので「同じ時代を駆け抜けてきた人間だ…!」と思ってしまった。そして会場を大いに沸かせたのに採点では最下位というのもまた愛嬌。

夜の部の弾き語りと、実のお兄さん(作曲家らしい)との共演でのクリスマスメドレーは圧巻。これだけでも入場料の元は取れたのでは?と思います。「今日何のライブでここに来たんだっけ…?」と思わせられるほどの良さがありました。逆になんで2,500円ぽっちであれだけのものが見られるのでしょう。不思議でたまりません。

 

小出ひかるさん(黄色の人)

まずイメージカラーがいいよね!日立台においでよ!

ももクロの有安さんに似ているというのが第一印象。(知り合いに有安さんのファンがいるのでなおさらその印象が強い)

高尾奏音さんと「White Love」でデュエットしていましたが、ふたりとも可愛い系の声をしているのでハーモニーがよかった…。

黄色の衣装をいろいろ見てみたいですね(すぐそうやってサッカーと関連付けるのはやめましょう)

「光る海のまんなかで」でひかるさんがセンターにいて、「なるほどな」と思いました。

ひかるん、という愛称がとても似合っていてすぐ覚えられました。

 

曽我部英理さん(オレンジの人)

夜の部に連れて行った先輩が真っ先に「オレンジが曽我部」と覚えていました。

顔がロッテの唐川に似てるなと(さっきから誰々に似てるシリーズに頼りすぎている)

この方もダンスに活力があってステージ上で目を引きつけてくる感じ。手足の使い方が上手いのか、振り付けが目立って見えます。

そして今調べててわかった事実があって、なんと曽我部さん『あにトレ!』の有能淫獣アンダルシア役だったのです!

曽我部、おまえだったのか。いつも静乃お嬢様の谷間に潜り込んでくれていたのは…(ごんぎつね)

これではっっきりと覚えたね!

カラオケコーナーで「夢をかなえてドラえもん」を歌っていたり、ドリンクを注文するという設定でのやり取りの際に「黒霧島ロックで!」なんてぶっ込んでいたりと、いい性格してるなとところどころで思いました。なんだか親しみやすい感じを受ける人です。

 

愛原ありささん(赤の人)

ESDのリーダー。なんだか目力があります。

なんでも去年のクリスマスはひとりで惣菜を買って帰って食べたのだとか。庶民的だ…!

それでいて(?)ステージ上でのパフォーマンスには自信が感じられます。

「夢色トリドリパレード♬」のサビの振り付けで溌剌とした笑顔だったのが一番に思い出されます。笑顔が素敵な方ですね。

夜の部のソロで「あわてんぼうのサンタクロース」歌っていたのがすごくかわいらしかった!

 

谷尻まりあさん(青の人)

先日のディファの昼の部で生誕を祝われていた人。

その時のソロでは「なんでもないや」を歌っていて、今回は『ゲド戦記』の「時の歌」と『あの花』バージョンの「secret base」を歌っていました。

ステージの真ん中でスポットライトを浴びて歌い上げる姿を見ると思わず聴き入ってしまうような、そんな場を作り上げる雰囲気がありますね。

ソロのときの衣装を見て、一緒に行った先輩は「童貞を殺す服だ…」と何か射抜かれてしまっていました。

撮影タイムのとき、他のメンバーが思い思いポーズを取る中で一瞬ぽけっとした表情を見せていたのが印象に残っています。大物感。

 

…というように、ディファの時には漠然とした感想しか無かったのが一気にひとりひとりのイメージが実体を持って頭のなかに持ち上がってきたというのがソロの、そして今回のライブの効能でしたね。

うまくやったもんだと思います。

 

 

昼の部の話をしていたはずが夜の部のことにも触れてしまった…

夜の部は16時半開場の17時開演という話だったんですが、昼の部終了直後に先輩と合流してJOYSOUNDでカラオケをしてから16時45分ごろに出ていったらまだ入場が始まっていなかったという。スタッフが外でTチケットの引き換えをやっていたのでそこで引き換えてもらいました。

どうやら昼の部終了後の特典会がかなり押してしまったようで、開演も17時20分からということになったようです。

毎回のごとく遅れているのでやっぱりそこは心配になります…。

 

内容は昼の部とほぼ変わらず、大きな変更点はカラオケコーナーがカラオケ無しでソロコーナーになっただけ。

このソロコーナーは前述の通り非常に良かったです。

あと、昼の部でもあった「とってもサファリ」がとってもサファリでした(コールの嵐的な意味で)。

あまりコールの嵐になるような現場の経験がないので、「イエッタイガファイボワイパー」なんてのを初めて聞きました。楽しそうですね。

ところで、2部とも締めが「Promise you」だったのですが(「細胞プロミネンス」なかった…)、自分の心境として現状ではこの「Promise you」には乗っかれないかなと。曲自体は好きだし素敵だなと思います。ただ、これはESDのファン、いわゆるドリーマーの方々に向けられたものであって自分はそれを受け取るには至っていないという気持ちがあるのです。

もしもこれを伊藤美来さんに歌われたら喜んで受け止めるのですが、逆に言うと僕は伊藤美来さんでなければそこまではできないかなと思いました。

アイマスに入り込めなくてプロデューサーを名乗れない、的な話です)

こういう肩書きで自分が名乗るに値するレベルであると自認するのは伊藤美来さんのファン(固有名詞なし)、Pyxisのファン(これも固有名詞なし)、流川市民、紬士(懐かしい)くらいのものではないかと思います。

自分で言うのもあれですがいろいろめんどくさい人間なのです。

 

この夜の部の後は、さんざん迷ったんですがせっかくESDのイベントに来たことだし、ということで散々押したという特典会というものに参加してみました。

物販1,000円購入ごとに特典券が1枚貰え、1枚で全員と握手(畏れ多い!!!)、2枚でメンバー1人と2ショット写真(畏れ多すぎる!!!!!)。

それぞれ1回ずつ行ってみました。

(そういえば、ESDのグッズやCDが並ぶ物販にひとつだけコミックアース・スター刊の『サポルト!』の2巻がありました。実際に東京Vサポである高田桂先生の描くゴール裏サポーター漫画というすごくピンポイントな作品ですがサポーターの世界観がうまく表現されていてとてもよい。ぜひご一読を。)

 

握手しながら、つかの間(と言いつつ伊藤美来さんのお渡し会よりだいぶ長い)の会話ができるシステムだったので、内心怯えながらだいたい「ディファで初めて来て、気になって今日も来てみた」というような当たり障りのない話をしてきました。

で、この日も前回同様「みんな神席」Tシャツを着ていったのですが、見事に高尾奏音さんに「みっくだ!!」と言われてしまいました。

なので「伊藤美来さんのファンをしているうちにカバー曲や主題歌でESDが気になり、この度来てみてるんだよ」的な話をしようと思ったら、そもそも話下手な上プロのことは遠巻きに眺めていたいタイプ(なのでレイソルの練習見学とか絶対行かない)であるため浮足立って上手く伝えることができませんでした。(おわり)

「みんな神席」Tシャツにはもうひとり、中島由貴さんも反応してくれました。「面白いねそれ、なんのTシャツ?」的な反応だったので、「伊藤美来さんの…」と伝えたら通じてくれました。やっぱりそういうところで柔軟に話せるあたり、いい感じの余裕を持っている人なんだろうなと思いました。

 

そして2ショット写真は元々知っていた人ということで高尾奏音さんと撮ってもらいました。(この字面だけで畏れ多すぎる)

自分の番が来て撮影場所に行くと高尾奏音さんに「神席来たー」と呼ばれてしまいびびりました。こういうのに耐性がない状態なので、向こう側から積極的に認知して呼んでくるのはいくらなんでも畏れ多すぎる。

結局は「ばいたる☆エクササイズ」の「う~んと笑顔~♪」のところの振り付けで一緒に撮ってもらいましたが、本当に免疫がないのでその場で消滅しそうになりました。

さらに、その写真にサインまで入れてくれるということで(いくらなんでもサービス精神旺盛が過ぎる)、もう一度本人の前に放り出されることになったのですがそこでもやっぱり「おー、神席ー」と呼ばれました。

声優は雲の上の存在だよ派として、伊藤美来さんや豊田萌絵さんの前に放り出されて一言二言交わすことに無上の喜びを感じていた身としては距離感が近すぎてまた畏れ多くなってしまいました。他のオタクたち割りと普通に接してるのすごい…

 

なんというか、応援する気持ちはあるので一言二言交わす程度ならぜひやりたいんですが、握手やら2ショット写真まで行くと自分の中では流石に距離が近すぎますね。

特典会中、勢いで「また来るねー」なんて言ってしまったものの、やはり客席から適度な距離感で見守るくらいがESD現場における自分の立ち位置としてはちょうどいいのかもしれません。

接近戦に関しては伊藤美来さんのお渡し会くらいがほんとにちょうどいい…

 

 

と、こんな感じの2016年イベント納めでした。

総合的に言えばESDのライブにはまた行きたいなと思います。(なんとしても駆けつける!ってレベルにはならない)

「細胞プロミネンス」もまた今回みたいな距離感で見られるのならじっくり見たいし。

ただ、特典会はちょっと考えもの…(とかなんとか言いつつまた突っ込んでしまうかもしれない)