流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

あれから6年。 『けいおん!! ライブイベント ~Come with Me!!~』 の思い出

仕事中、2017年2月20日、という日付を打ち込みふと気づく。

今年もまたこの日がやってきたのか、もう2011年2月20日から6年経つのか、と。

けいおん!! ライブイベント ~Come with Me!!~』のその日から…

 

 

ということで、今回は昔の思い出に浸る回です。

個人的備忘録の色が強いのでオタクの独り言と思ってください。

 

今でこそこのブログを振り返っても分かる通り「ろこどる!伊藤美来さん!Pyxis!」な感じですが、元はと言えば僕は『けいおん!』でアニメにどっぷりになったのです。

 

高校に入学した2009年春にちょうど1期が始まり、初見ではやれ唯がかわいいだの、途中からはあずにゃんあずにゃんだのと言いながら、1期も終盤に差し掛かったある日ニコニコ動画

www.nicovideo.jp

こちらの動画を見た際にようやく「ムギちゃんは現世に舞い降りた女神だった…?」と気付き、そこからはいくら本編を見てもムギちゃんにしか目が行かない体になってしまいました。

一番くじでお年玉を大放出、高校生の身の程に合わないレベルの散財をして痛い目を見たのも今となっては懐かしい思い出。

その年の冬に横浜アリーナで行われたライブには残念ながら行けず(先行で落ちてしまい、一般発売の日はJ2降格決定の大宮戦の翌朝だったのでなにもかもどうでもよくなってしまい寝ていたという思い出が蘇る)、在宅で2期決定の知らせを聞いた際には喜びの反面「ちょっと間隔が早すぎでは?」なんて思ったりもしました。

2010年春より2期が始まったら、そこからは1期以上にはしゃぐようになりますます魅力を増すムギちゃんに夢中の日々でした(当時リアルに失恋したのでその分ムギちゃんガチ恋マンだったという事実も今なら言える)。

ムギちゃんを可愛く描きたいがために絵も(ムギちゃんだけ)いっぱい練習したし(その後しばらく挫折中)、ムギちゃんの等身大布ポスターと聞き少ない小遣いから2期の2巻だけBDを買ったり、ムギちゃんのグッズとあればすぐに買いに掛かったり。PCの壁紙も携帯の壁紙もムギちゃんだし、寝ても覚めてもムギちゃんムギちゃん。

作中でムギちゃんが駄菓子屋に行けば駄菓子屋に行き、7月2日には教室の後ろの黒板を占拠して「7/2 ムギちゃんお誕生日おめ!」とイラストをでかでかと描き(今思うとよくあれでクラスの人も先生も何も言わず残しておいてくれたよなぁ…)、東海漬物様より『~ムギちゃんの眉毛~ 「実はこれ、沢庵なの♪」』というムギちゃんのイラスト入りのマジの沢庵が発売されたときにはイラスト入りのダンボールで届くというTBSの通販で箱買いし(クレカを当然持っていなかったので母に頼み込んで買ってもらったら届いた瞬間母がその写真を自分のブログで公開し、それがネット最速情報となった)(今改めて確認したらこれ発売したの2期放送前だった)、それから作ってもらう弁当に毎日沢庵が入るようになり来る日も来る日も沢庵を食べまくり…と、なんだか思い返すと食事に関しては第三回初夏の流川祭りの後で津田美波さんが焼きそばと言ったから焼きそば食べたりPyxisのイベント後に「みっくスグリル!カフェモカ!」という食事を摂ったりしている今の自分と全く変わらないなと思います。

ツイッターを始めたのもこの頃でした。最初の最初はムギちゃんのbotというものがあるというのが始めたきっかけで、友達に色々教えてもらいながら始めたんでした。感謝感激であります。(当初はハンドルネームも違うものだったね)

そうして、今も僕の心のなかに、そして「永遠の中にきっともう」ムギちゃんはいます。なんなら彼女か妻かくらいのポジションです。いつも仕事のときには励ましてくれるような気がしますし、伊藤美来さんに入れ込んでるとなんだか横で不服そうにしているようです。(俺の嫁思考をこじらせにこじらせたオタク)

 

そんなこんなで高2の秋に2期が終わり、映画公開と再びのライブ開催が告げられ。

この時は本当に運良く一次先行でチケットが手に入りました。(チケット当選を知ったのは放課後、高校からの帰り道のショッピングセンターのトイレで届いたメールに目を通してだった)

 

このライブの際にはムギクラスタの方々に大変よくしてもらいました。

最初はお揃いのTシャツでライブに臨むという企画に参加したところから始まり、前日の前夜祭にも参加させていただき(初めてオフ会というものに参加したのがその時だったような)、当日は一緒の色紙に寄せ書きもして。

みんなで「むぎゅううううう」と印刷された紙を持って記念撮影をしたのも素敵な思い出ですね。

その後も赤坂でのムギ誕で度々共闘したり、律誕に集団でお邪魔したり、お花見したり…いろいろやりました。

けいおん!の一区切りが付くにつれ、自分も含め各々中の人方向、別のアニメ方向、ライブ方向など新しいステージを見つけて進んだり、変わらずけいおん!路線を進んだりと形は変わりましたが、きっとムギちゃんのことを好きな気持ちはいつまでも一緒でしょう。

この先またどこかで再びお会い出来たら嬉しいなと思っています。(実際に別の場所で再会することもあった。これもまた紬(君の名は。のムスビ風))(何かの縁で伊藤美来さんご出演の現場に来てくれた際は全力でもてなす所存)

 

肝心のライブの中身の話をしようと思ってBDでライブを見返しながら記事を書いていたんですが、言葉にできなかったですね…

当日のけいおん!ファンで埋め尽くされたさいたま新都心駅や会場のコンコースから見えるスモーク掛かって淡く光る満員のスタンド、ライブ中、寿さんに向かって魔法のように「ムギちゃん!」を何度も何度も繰り返していたことなど、思い出せることは多々あるんですが。

なんと言えばいいのでしょうか、上手く表せないのですが、この後高3の冬(受験期真っ只中)の映画公開をもって一区切りを迎えることになるけいおん!は間違いなく高校時代を共にした青春そのものであり、その結晶がこのCome with Me!!だったということなのでしょうか。初めて行ったライブがものすごく楽しくてずっと忘れられないものになったというのは本当に幸せですよね。

その後ろこどるまでの数年にわたって気持ちの落とし所が見つからなくなるくらい(今なら「難民」という言葉で済むんでしょうが)大きな作品であり大きなライブでしたし、様々なライブを経た今でも別格だなと感じました。

 

ここ数年、なんだか思い出を思い出のまま取っておきたい気持ちが大きすぎて心境的にけいおん!を振り返る気持ちになれなかったんですが、今日は6周年の節目ということもあり久しぶりにライブBDを見ることができました。(本編の方はもうしばらくかかりそう)

最初のゴーマニのところで鳥肌立ってウルッと来たです。

改めてけいおん!の強さと自分の中での大きさを確認できましたし、あれだけのライブを経験することは今後あるのだろうか、いやないだろうと思いました。

これからもきっとあの日貰った気持ちを心の何処かに置いて、あの日の幻を追い求めていくのでしょう。

当時、ライブ直後からあまりの余韻に取るもの手につかず状態の人が大量発生し、その症状を「Come with Me!!症候群」というふうに呼んでおり、僕もその罹患者の中のひとりでした。

僕は今もあの日のまま、そしてこれからも「Come with Me!!症候群」なのだろうなあと、そう思った2017年の2月20日でした。

 

(ところで去年の2月20日にチラッと言及されていたリバイバル上映イベント、その後どうなっているのでしょうか。

今日ちょっと気にしてホームページを見ていたんですが音沙汰ないですね…)