C95 サークル参加の振り返り(高尾奏音本・ジェムカンフリーペーパー)
C95 1日目にサークル「高尾山のんのん村役場出版部」としてサークル出展いたしました。
今回はその振り返りです。
・自分の出品物の振り返り
コピー本「大平源 高尾奏音非公式大辞典」と「貼ってはがせる\( 'ω')/ヘーイステッカー」の2点を用意していきました。
両方とも100円という価格設定でしたが、製造コストがそれぞれ80〜90円くらいなのでほぼ製作費のみを頂いた形です。
内容に関しては、全体的に自分の持てる全ては出せたのではないかと思います。
特に「大平源」のほうは終わってみれば3万字超の大ボリューム。作っているときは何も感じなかったのですが、印刷して冊子を手に取ってみるとよくもまあこれだけ書いたものだと自分でも思わずびっくりしてしまいました。
楽しく書けたし、出したいものを出せたのでよかったです。
「大平源欲しくて来た」とか「あの項目大爆笑した」みたいな声も頂けてなんというか冥利に尽きる気分です。
今後改訂を重ねてもっと内容が充実した暁には、印刷所に頼んで立派な本にしてみたいなという野望もちょっぴり芽生えました。
・来てくれた方々
元ESDのオタクをはじめ、いろいろな方面の知り合いが来てくれて本当に嬉しかったです。
開場直後に来てくださった方や、他に用事もあるだろうにその合間を縫って来てくださった方、いろいろなサークルを巡りつつ訪ねてくださった方、自分も出展している中でやって来てくださった方…ビッグサイトを渡り歩く労力はよくわかっているつもりなので、その中でわざわざ訪ねてきてくれるのはありがたいことこの上なかったです。
改めて、みなさんありがとうございました。
その一方で、本当に初めてな方の人数はもう少し集めたかったなという思いもあります。
「布教」がテーマのひとつであったものの、そのアプローチに欠けていた部分はあったかなというのが反省点です。
・「声優島」に出てみて
高尾奏音ファンサークルとして、木戸衣吹さんファンのサークルやi☆Risファンのサークルに囲まれて出展しました。
そういった著名な方々の名前と並んでみて、改めてこれまでいたESDのような地平とはまた違った世界に足を踏み入れているのだなという実感があります。(どっちものんのんがカバーしてた人々なんですもの)
お隣のサークルさんと出版物の交換をさせていただきましたが、ファンブックに自らの持つ熱をどう表現していくかという点大変勉強になりました。
・フリーペーパーの件
時間があったので、前日に思い立ち以前リツイートキャンペーンでサインを頂いたお礼代わりにということでGEMS COMPANYの紹介フリーペーパーを急遽作りました。
そちらのファンの方々にはRT・いいねといった形で(自分の元々の出展物の宣伝ツイートのそれをはるかに上回る)大反響をいただきました。
また、「フリーペーパーのツイートを見て来ました」と申し出てくださる方もいらっしゃいました。
実際に作ってみての所感ですが、「二次創作ガイドラインで画像の使用を認められているとめっちゃくちゃ捗る」というのが第一です。これは超羨ましいところ。
というのも我々声優のオタクは肖像権を持つ生身の芸能人を応援対象としており、そのため二次創作の表現技法に対して大きな制約を受けます。
例えば今回の自分の場合だと、画像も使えず絵も描けないので「高尾奏音さんがどれだけ魅力的か」ということを文章力の限りを尽くし数カ月掛けて3万字に書き起こし出版しました。
3万字ですよ3万字。うちの大学1.5回卒業できます。(卒論の最低要件が2万字だった)
それに引き換え、ジェムカンのガイドラインはとんでもなく自由です。
今回、配信動画やMVのスクショを貼り付けて作成しましたが、文字で「映像の質が高くておすすめ」「長谷みことという女が逆立ちをしながら配信をして面白い」と綴るよりかは、MVそのものや実際に逆立ちしている画像を見せたほうが絶対に見る人には伝わるしインパクトもあるというものです。
その点の自由度が大きく許容されているということは、つまりファンサイドの表現・拡散の可能性にそれだけ期待が託されているということなのではないでしょうか。
…と、少なくとも今回数ヶ月掛けた3万字の本と数時間で作ったフリーペーパーを同時にサークルに並べた者としては思うのです。
なので、夏コミにはぜひ、今回RT等で反応くださったジェムカンのファンの皆様自身でも本を出してみてはいかがでしょうということを提案したいです。
あの二次創作ガイドラインはみなさんに与えられた財産だと思います。
また、ジェムカンのアイドルたちは現実世界でのコミケにはおそらく出て来られないでしょうから、現実世界でのアプローチはファン側に課せられた使命でもあるのではないかと考えております。
出すなら(予定が合えば)買いに行くので期待して待ってます!
(以下が当日配布したフリーペーパーの画像です。コミケ期間も終わったのでこちらに載せます。)
というわけで、コミケの振り返り記事でした。
大平源第2版出してえな!