流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

のんのん村台湾遠征2019の思い出 その1

そろそろ流石に落ち着いてきたので、台湾遠征の思い出を書き綴っていこうかと思います。

 

 

 

旅程概要

・日程 2019/8/2(金)夜~2019/8/5(月)

・飛行機

8/3(土)5:25 羽田空港発 IT217

8/5(月)18:50 成田空港着 IT202

・宿泊地

台北 中山駅付近

 

羽田空港~出発まで

海外に行くときにはもっぱらLCCしか使ったことがない、というかLCC以上の贅沢を知らない民なので今回も最安値をチョイスして向かいました。

今回選んだのはイェッタイガーエアという台湾に拠点を置く航空会社でした。

タイガーエアのよかったところ・悪かったところ

よかったところ

・安さ

土日とんぼ返りよりも平日挟んだほうがチケット安いので2泊3日にしたということも効いてか、往復で3万程度で済みました。

 

機内食台湾料理

LCCなので有料にはなりますが、台湾情緒溢れる一品でした。

「煮込み豚足とメンマのせご飯」という名前。よくわからないけど台湾の味がして美味しかった。

 

悪かったところ

・機内持ち込み手荷物が10kgまで

…これはタイガーエアがどうこうというよりLCCなら仕方ない部分ですけどね。

このせいで結構難儀した挙げ句帰り便では追加料金払って預けましたとさ。

 

・機内の日本語アナウンスが全部向こうの人によるものなので何言ってるのかわからなかった

「ミィナサァマ、オハヨゴザイマツ…」って感じで終始片言なので英語アナウンスの断片を聞き取ったほうがまだわかるまであった。

 

羽田空港

可能な限り安く抑え、かつせっかくの機会なので目一杯台湾を楽しもう―

そう旅程を組んだ結果、出発便が土曜の始発すらない早朝となってしまった我々。

羽田空港でしばしの滞在を強いられることとなりました。

 

8月2日、出発当日の夜。

現地の天気予報がどのサイトを見ても微妙に違い、「ずっと雨」と書いてあるところもあれば「ずっと晴れ」と書いてあるところもあり、直前まで雨具を含めて荷物の総重量をギリギリに収めていたところあっという間に終電近くになってしまったためあたふたしながら家を出ました。

「柏から上野東京ラインで品川まで行って…」なんて思っていたのにとっくに品川行きがない時間に駅に到着。

浜松町まで行き、東京モノレールで一路羽田へと向かいます。

 

到着すると、既に仮眠のためベンチに横たわる人が多数。

とりあえず同行者と展望デッキで合流し、しばし時間を潰すことに。

\( 'ω')/ヘーイ on キャリーバッグ

8月初頭ながら、海風のおかげかそれほど暑さは感じず、小刻みに仮眠を取りつつ過ごすことができました。

 

外にいるのに飽きてからは、少々建物内を散策。屋内に橋がかかっていたりドンペンくんがいっぱいいたり、いろいろ豪華でした。

 

チェックイン~離陸

出発時間が5:25のため、2時間半前の午前3時前後になるとチェックインが開始。

カウンターに行くと既に十数人が前に並んでいましたが、さほど時間もかからずパス。

続く出国審査場も、この深夜とも早朝ともつかない時間では流石にガラガラで余裕でした。

そういえば、以前(2015年ACLの頃)韓国に行ったときにはまだまだ人力で審査が行われていたと思いましたが、今回はパスポートも指紋も機械認証でした。

前回は日本出国向こう入国、向こう出国日本入国で毎回スタンプを押されていたところ、この旅では台湾入国のときの90日ビザスタンプがひとつあるのみ。

この数年の間でも進歩があるものなのですね。

 

出発ロビーに着いたあとは、ひたすら搭乗開始まで寝る構えでした。

\( 'ω')/ヘーイ

出発ロビーにはたくさん充電スペースがあり、人権に満ちていました。

搭乗までに充電も100%になり、これで準備万端…と考えていたところ、なぜか予定の5時を過ぎても一向に搭乗開始の案内がありません。

そうこうしている間に出発時刻を迎えるも、カウンターの人も平然とした顔で何も起こらず………

結局、謎の機材調整の遅れで搭乗開始が5:40くらいになりました。

ただ、遅れただけあって搭乗案内開始から出発まではテキパキしており、なんだかんだで6時前には離陸を迎えました。

さらば日本…

道中では富士山も見えてよかった!

 

台湾・桃園空港着~台北市

桃園空港

30分ほど遅れての出発となったため、飛行機から降りた頃には現地時間8時半ほどとなっていました。

現地はうんざりするほどの青空で、着陸した飛行機の窓にはこれでもかと陽射しが差し込んでいました。

 

空港に降り立った瞬間に目に飛び込んでくる外国語での注意、テンション上がるもの。

 

入国審査場前の映えスポット。

 

入国審査も朝ということでさほど混んでおらず、用意されたレーンの前半分くらいしか並んでいない状態で突入することができました。

ここでの入国審査も、パスポートだけ審査官に渡して顔と指紋の認証は機械がやってくれました。

指紋を登録するときに両手の人差し指を立てることになるのですが、どう見てもそいそいしているようにしか見えなかった我々。

「謝謝ってそいそいに似てね?」というところから、そいそいで感謝を伝える遊びが始まるなど楽しい幕開けとなりました。

 

余談・通信手段の話

今回の旅では、現地での通信手段に日にち限定SIMカードを使いました。

出発前に予めAMAZONで購入&事前にSIMロック解除コードをキャリア経由で取得しておき、出発直前に携帯の電源を切りSIMカードを入れ替え。

次に起動したときに解除コードを入れれば使用可能となります。

 

今回は2泊3日だったため一番近い4日間通信無制限のもの(1,000円前後)を購入しましたが、終始不自由なく使えました。

 

以前はレンタルWi-Fiが主流でしたが、

・自分のスマホだけでも気になるのにルーターの電池残量まで気にしなければいけないのが煩わしかった点

・そもそも持ち運ぶ荷物が増える点

・別端末(PC・タブレットなど)を繋ぐにもテザリングで事足りる点・

・(Wi-Fiを使うときに)設定ぬかって国内で使っているSIMで勝手に通信されて料金余計にかかったりしかねないのが嫌な点

などからSIMカードにしてみたところ、そのあたりが思惑通りクリアできたので万々歳でした。

こっちもこっちでSIM入れ替えや元のSIMをなくさないように気をつけるのが煩わしいと言えば煩わしいですけどね。

 

デメリットとしては旅行中自分の携帯番号が通信外になるのでかかってきても受けられないという点がありますが、普段電話ほぼ使わないのでなんの支障もありませんでした。やったね。

 

そういえば、台湾にいる間に限っては自分のスマホGalaxy S8)のカメラアプリが消音できました。(「日本・韓国以外では消音ができます」という表示が出た)

いちいち写真取るときに音が出ないのは非常に快適でした。

 

桃園空港から台北市内へ

両替について

まずは到着ロビーを出たところで現地のATMを見つけ、現地通貨をクレカの海外キャッシングで調達します。(他の国はどうかわかりませんが、とりあえず台湾行くときは海外キャッシング→帰国後即返済が一番両替効率がいいようです)

英語と繁体字の表示しかありませんでしたが、いつも国内でATM操作してるときに見るような単語で構成されているので状況から「これだろう」という文字列を選べば大丈夫でした。

レートは1台湾ドル(以下、元)=3.42円くらいで7,000元を調達。現金両替等では安くても3.5円ほどだったりするので、1,000円弱は浮いたと思います。

ちなみに、日本にいるうちにオタク両替システム(他の現場で台湾遠征行ったオタクが余らせた現地通貨を買い取るシステム)で600元ほど手にしていたものや現地でクレカ切ったものを合わせ、2泊3日でトータル10,000元も使わなかったです。

食費・交通費がだいぶ安く済むこともあり、自分が使ったのは8,000元程度だったと思います。

 

悠遊カードについて

現地通貨を手にしたら、次に台湾版Suicaともいうべき悠遊カードの調達に向かいます。

同じく到着ロビーを出たところの窓口に販売所があり、そこで悠遊カードを買うことができます。

販売額が100元、チャージ額が500元のトータル600元を支払い購入。

ちなみにこのチャージの500元、日本円で言えば1,700円程度なのですが、ここから3日間交通機関を乗り倒したのに加えてコンビニでの買い物に意図的に使ってようやく使い切るくらいでした。

何が言いたいかというと、台湾の公共交通機関はそれだけ安く使えるということです。

日本で同じムーブをしようとしたら2日保つかどうかというところではないでしょうか。

 

桃園機場捷運(MRT)

桃園空港から台北市内へは、MRTという電車を使って向かいます。

東アジア特有のプラスチック椅子。

 

台北への道中はのどかな風景。まるで成田線だ。

 

快速に乗れれば30分ほど、各停に乗ってしまうと40分程度はかかるでしょうか。

ちなみに我々はよくわからないまま各停に乗り、途中駅で接続のチャンスを得るもみすみす逃したのでゆっくり行きました。

この電車での桃園空港‐台北駅間の運賃は150元。先程チャージしたうち早くも1/3近くを費やすことになったためいつチャージしなければならないかとビクビクしていたのですが、なんてことはなく台北市内の地下鉄では12元だの20元だのしか運賃が取られなかったのでした。

 

 

今回はここまで。

次回は台湾入国後初の現地飯からのスタートです。