流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

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IDOLY PRIDEの展開が気になるので考察をする(その1) 星見プロ編

※こちらの記事は、2020年に書かれたものなのでずいぶん古い段階での考察記事になります。
アニメIDOLY PRIDEの毎話考察も行っているので、そちらをお求めの方はこちらからどうぞ。

 

「IDOLY PRIDE」が年明けから早くも動きを見せています。

1/13(月)には第二回の生放送が行われ、新情報も解禁されました。

 

前々から「Shine Purity~輝きの純度~」で考察班やるって話はしていたので、第二回生放送時点での情報も含めてやっていこうと思います。

(※最初記事を上げたときには1万字超えのクソなが記事になってしまったので3分割しました。失礼しました。) 

 

その2 ライバルユニット編) (その3 考察まとめ編

 

 

 

メインユニット「星見プロダクション」を知る

まずは、のんのん演じる白石千紗ちゃんが所属する「星見プロダクション」とはなんぞやというところから理解を勧めていきたいと思います。

公式HPの「CHARACTER」のところに星見プロダクションの説明が書いてあったので引用します。

 "関東郊外にある、小さな小さな芸能事務所、星見プロダクション。
事務所は小さいけれど、所属するのは誰よりも大きな夢と希望を持つ10人の新人アイドルたち。
歌もダンスも未知数。だからこそ、その可能性は無限大。
ファンとともに成長し、どんなアイドルよりも輝く星を目指していく。"

関東郊外にある事務所で、新人が10人所属しているということがわかりました。すごい!

プロフィールを参照すると、メンバーは15歳~20歳で、ひとりずつ大学生と中学生がいる以外はみんな高校生みたいです。

3人・4人が公立私立の同じ高校、他2人が同じ学校の中高等部だったりする上、事務所と同じ名前の「私立”星見”高等学校」から卒業生含め4人参加しているあたり割とホームグロウン選手が多いというか、地域密着型というか近場一括採用で済ませているというか

その中でもソロデビューして芽が出なかった人から姉妹まで、これまでずっと一人でやってきたタイプと複数人がセットなタイプとに分かれているので、ストーリーが動き出したらなかなか見応えありそうな感じですね。

また、「歌もダンスも未知数」というところから、まだ世に出てすらいない状態だということがわかります。そりゃそうだ、だってそもそも他のユニット(TRINITYAiLEとかLizNoir)には名前ついてるのにこの子らだけ括りが「星見プロダクション所属」なんだもの。

まだ名前もついていない、事務所所属という以外何者でもない状態なんですね。

 

それ以上の情報は見当たらなそうなので、公式HPのほうはこのあたりにします。

 

「Shine Purity~輝きの純度~」に見る星見プロダクション

次に、12月の情報公開当初からYouTubeに上げられている星見プロダクションの全体曲「Shine Purity~輝きの純度~」の内容を見ていきましょう。

 

www.youtube.com

 

歌詞からは、

一人きりでは確かなものは何も見えないし求めたものを選ぶこともできなかった。信じられる『君』がいるから輝きへと進んでいける」というストーリーの部分と、

胸を焦がす」「求めたもの」「強く願う目指したもの」「未知なる空」「夢で見たあの自分」「君と見た夢」「あの場所」といったこの先の将来に向けた希望・渇望が感じられるワードが見て取れます。

10人いるメンバーがそれぞれ集い、胸に秘めた夢に向かって進んでいく。

そんな風景が目に浮かぶような一曲です。

 

「君」と見た夢

その中でも注目したいのが、まず「君」というワードの多さ。

どんな場面で出てくるか、一通り列挙してみました。

がいて 輝くのさ もう一人じゃないから」

「誰かの声 聞きたいそんな夜 誰かじゃなくてだと気付く夜」

「優しさの 本当の意味を 教えたのは だよ」

「夢の先 続くことも 教えたのは だよ」

「空を見て 思い出して ここに立つ その理由 がいる ただそれだけで ah ah ah…」

と見た夢あの場所目指すよ」

君がいるから輝けるし、夜ふと君の声が聞きたいし、優しさの本当の意味や夢の先が続くことを教えてくれたし、君がいるだけでここに立てるし、一緒に素敵な場所に行くことを夢見られるし………

自分が今その場所に立つ原動力、いざというときに頼れる先、この先の未来、夢。

それだけ数多くのものを与えてくれる「君」の存在の大きさというものよ。

そういうドラマがメンバー10人、それこそ十人十色あるんだろうなということが予期されますね。

ではその「君」とは誰なのでしょう。調べてみましたがわかりませんでした!いかがでしたか、お読みいただきありがとうございます!

…まあ、この辺は追々見えてくるんでしょうし、必ずしも誰か特定のキャラってわけでもないのでしょう。

でも、夜にふと声が聞きたくなったり、一緒に夢を見ていたりするあたりからなんとなく近しい存在なのではないかと思います。他にもいろいろな見方はできるんですが、個人的には星見プロ内のお互いそれぞれ誰かのことを指す説を有力候補としておきます。

(全くの余談ですが、一旦作品を離れて自分のことを考えてみると、こうしてIDOLY PRIDEの記事を書いてる「その理由」っていうのは言うまでもなくのんのんがいる、ただそれだけなんですよね。そういった意味では大きい存在である「君」というのは非常に共感できます。ah ah ah…)

 

「空」とその輝き

もうひとつ、注目したい部分があります。

2番サビ後のDメロにて歌われている、

「眩しい太陽 静寂の月夜 何を選ぶの? もう決めたの」

という一節。

(「Dメロ」などの表現についての参考URL:

xn--nzwp98desh.com )

 

 

この曲では、先程挙げた「眩しい太陽〜」の他にも歌詞に「空」「天体」が頻繁に現れます。

以下にその箇所を挙げていきます。

を見て 輝やかせて(←原文ママ) 暗闇も恐れない」

「このが 照らしたのは 夢で見たあの自分」

「誰かの声 聞きたいそんな 誰かじゃなくて君だと気付く

「未知なるへ 奇跡起こすアーネスト」

を見て 思い出して ここに立つ その理由」 

 このように、繰り返し空にまつわるワードが登場します。

 

「空」については、「夢で見たあの自分」を照らす、進んでいく「未知なる」場所であると描かれています。

この「空」という言葉が何かを暗喩するものだとすれば、「ステージ」あるいは「アイドルの立つ世界そのもの」を指すのではないかと考えました。

だとすると、そこで輝く存在、つまり「星」「月」「太陽」といった天体が表すものは今作で登場するアイドルたちであると言えるでしょう。

ここまで来ると、「星見プロ」という名前自体が「『空』で輝く天体たちを地から見つめている」=「まだそういった輝きになることができていない」存在だということを示唆している、と考えることができるのではないでしょうか。

 

その前提があると、「眩しい太陽 静寂の月夜 何を選ぶの? もう決めたの」という歌詞は「まだ確固たる輝きを手にしていない星見プロの面々が、この先輝きを手にして何者かになるために必要な選択と決断」のことなのかなと思います。

歌詞の最初が「誰に話せばいい この気持ち 何から伝えたらいい 怖くなる 言葉にしたら崩れそう 強がった 握りしめたその手を見つめた」からのスタートですから、誰に何を話せばいいかすらもわからずに何者でもないゼロの状態から始まり、何者かになる選択をできるだけの成長をするまでの時間軸が描かれていることになるわけです。

アニメで言うと1期オープニングテーマって感じですね。

2番サビで「夢の先」が続くことが示唆されておきつつ、でも「君と見た夢 あの場所 目指すよ」で終わる辺りも2期以降前提の1期目OPっぽくないですか?

(とすると、次の代表曲が出る頃にはどんな様相を示しているのかが早くも楽しみになってくるところ)

もうひとつ、その何者でもない状態から選び、決断した先に行き着くのが「太陽」「月夜」である、というのもこの先の考察に向けて重要なポイントです。

ここテストに出ますよ。

 

 

この記事の要旨まとめ

・星見プロ所属のアイドルたちは、名前もついていない「まだ何者でもない」存在。

・「Shine Purity~輝きの純度~」は、そんな何者でもない彼女たちが「君」とともに成長し、ともに夢を追いかける。そんな曲。

・また、同曲中には「空」「星」「太陽」「月夜」というモチーフが登場する。

 「空」=ステージ、アイドル界

 「星」「太陽」「月夜」…どれも「空」で輝くもの=今作に登場するアイドル

をそれぞれ表していると思われる。

 

 

その2に続く)