流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

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IDOLY PRIDEの展開が気になるので考察をする(その4) 長瀬麻奈登場編

※こちらの記事は、2020年に書かれたものなのでずいぶん古い段階での考察記事になります。
アニメIDOLY PRIDEの毎話考察も行っているので、そちらをお求めの方はこちらからどうぞ。

 

今回は、3/22(日)に発表されたIDOLY PRIDEの新情報をもとに、更に掘り下げていこうという記事内容になります。(書くのが遅い)

主に神田沙也加さんが演じる最後の一人、長瀬麻奈についてを中心に過去の考察をやり直す回です。

 

\( 'ω')/過去記事シリーズ\('ω' )/

uouo-fishheart.hatenablog.com

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1.前言撤回。最後の一人もまた「星」だった

先日の放送でついに発表となったIDOLY PRIDEの最後の登場人物。

その人こそが、長瀬麻奈でした。

idolypride.jp

 

ところが、彼女は弊ブログでの考察(過去記事参照)において言及していた「月」「太陽」のいずれでもなく、またも「」だったのです。

曰く、「彗星の如く現れたソロアイドル」「歴史に名を刻む『降る奇跡』」と。

こうおっしゃるのだから、まずもって「月」「太陽」ではないということは間違いないでしょう。

しかし、TRINITYAiLEの憧れ、であったり、LizNoirの神崎莉央が抱える因縁の相手、というのはこの長瀬麻奈さんで間違いないでしょう。

…といったところが、弊ブログでの過去の考察に対する答え合わせになります。

一部は合っていたと言える一方、肝心のモチーフの部分の考察は外してしまいました

 

2.次々現れた新概念。「アイドルランキング・VENUSプログラム」とは?

先日の生放送では、同時にアニメ公式サイトのオープンも発表されました。

そのアニメ公式サイトのSTORYのページには、これまた示唆に富んだ内容が詰まっていました。

anime.idolypride.jp

曰く、「長瀬麻奈が華々しくデビューし、『アイドルランキング・VENUSプログラム』を駆け上がっていった」と。

急に初めて聞く言葉がぶっこまれてきました。VENUSプログラムとはなんぞ????

 

ということで、ここではそのVENUSプログラムとやらを解き明かしていきましょう。

全体的に、どうもIDOLY PRIDEの世界観では、「ライブバトルを戦って、勝ったほうがランキングを勝ち抜く」という概念があるようです。

LizNoirがいきなり敵愾心むき出しで「初めての挫折を味わわせる」なんて急に食って掛かっているのがこれまでは謎といえば謎でしたが、対戦が前提の世界観なのであれば納得がいきますね。

それはそれとして、個人的にはこの「VENUSプログラム」というネーミングに引っかかる部分がありました。

 

「VENUS」、ヴィーナス。

言葉としてそのまま捉えれば「べっぴんさん」というようなニュアンスの言葉ですが、それとはちょっと違う部分でもう一つ意味があるのをみなさんもご存知でしょう。

過去記事も含め、ここまでに散々IDOLY PRIDEに関する記事の中で言及している「天体」というモチーフに当てはめたとき、VENUSという言葉は「金星」の意味を持ちます。

金星は、水金地火木土天海(冥)…と語呂合わせで覚えさせられる通り、太陽系の惑星です。

「明けの明星」「宵の明星」、もっと平たく言えば「一番星」と呼ばれる…ということは義務教育でも教わるレベルのお話です。

というわけで、「VENUSプログラム」という言葉になにか意味が込められているとすれば、これすなわち「一番の星を決めるプログラム」だということになるのではないでしょうか。

 

…とすると。

やはり、このIDOLY PRIDEの世界におけるアイドルは「」として位置付けられている、ということが言えるのではないか?

そう自分は解釈しました。

 

まだ何者でもない星見プロ。

「いつだって君を照らす星になる」と歌うTRINITYAiLE。

「心を闇から取り戻す」、暗闇の中にあるLizNoir。

そして、「彗星の如く現れた」ソロアイドル、長瀬麻奈。

そんな個性豊かなアイドルたちが一番の輝き、一番星を目指す舞台。

それこそが「VENUSプログラム」なのではないか………と、そんな感じに考察をしております。

 

3.では「眩しい太陽 静寂の月夜」とは………?

ここまでの内容、割とうまいことまとまったんじゃないかなと思っています。

………ですが、そうすると今度また問題として上がってくるのが、前回までの考察で散々重要ワードだと取り上げ続けてきた

「眩しい太陽 静寂の月夜 何を選ぶの?もう決めたの」

という、「Shine Purity~輝きの純度~」の歌詞です。

 

これまで「太陽なんじゃないか?あるいは月なんじゃないか?」とその身に背負うものを(個人的に勝手に)期待し続けてきた長瀬麻奈が、なんとびっくり彼女もまた「星」の一員だった。

となると「じゃあ太陽ってなんだよ、どこにもいないじゃんかよ」となります。

自分としてもそうなってしまったため割と頭を抱えていました。

仮に太陽があるとするなら、星(アイドル)たちがきらめく夜空たる「VENUSプログラム」は「静寂の月夜」となってしまう………?

 

というところまで考えて、じゃあそれはそれとして「太陽」ってどんな存在なんだろうという方面に今一度思いを巡らせてみました。

過去の記事の時点で、自分はこう言及しています。

(あとは、「空」=ステージ、アイドル界そのものとして考えると、「星」「月」は空という限られた領域の中では光って見えるけどわざわざ見上げないとそれが光っているかどうかなんてあまり意識しないのに対して、「太陽」であれば空だろうが地面だろうが、意識してようがしていまいが誰しも皆平等にその光が降り注いでいるよなあ、そこから転じて「太陽」に喩えられる人物はこれこれこういう存在なんじゃ…なんてことをちょっと考えたりもしましたが、その「これこれこういう存在」というところに対して具体的な結論は出ませんでした。これは深読みのしすぎ。)

「太陽」は、アイドル界という見上げないと観測できない狭い界隈だけにとどまらず、誰しも皆平等に光を降り注ぐ存在。

アイドルシーンの中だけではなく、世間一般にまでその威光を示す存在………

そう考えたあたりで、ひとり関係者(?)の中にそういう人いるなあと思い至ったのです。

「関係者(?)」というのも、その本人がIDOLY PRIDEに関わっているわけではないんですが。

 

その「太陽」たるお方こそ、長瀬麻奈を演じる神田沙也加さん…………の実のお母さんである松田聖子さん、なんじゃないかなぁ………と、そう思うのです。

(親子円満なわけではなさそうなので言及するのほんとはよくないのかもしれない)

あるいは、ジャストその人ではなくとも80年代アイドル的な概念というか。

 

これを言うとマジ後出しジャンケンになってしまうんでアレですが、さっきの過去記事引用の

そこから転じて「太陽」に喩えられる人物はこれこれこういう存在なんじゃ…なんてことをちょっと考えたりもしましたが、

のくだりでまさに思い浮かべていたのが具体的には「聖子ちゃんカット」だったんですよ。

そういうふうに、いちアイドルの立ち居振る舞いが世間に流行を巻き起こして…というのがここでいう「太陽」のあり方なんじゃないか?と思っていたところにまさかのその「聖子ちゃんカット」張本人の娘が登場したので割とおったまげた次第です。

 

で、長瀬麻奈自身も「グループが主流となったアイドル界に、彗星の如く現れたソロアイドル」だし、公開された「First Step」の曲調もこれまでに公開された曲とは打って変わって今のアイドルシーンの主流って感じがしないノータイガーソング、よく言うと気品高い曲だしでどことなくその時代のアイドルを彷彿とさせる感があります。いや俺90年代生まれだから知らんけど。

 

何より、神田沙也加さん起用に関してはオファー出してるっぽいんですよね。出演発表の際のコメントで本人も「長瀬麻奈役を仰せつかった」と発言しているあたりからそう思ったんですが。

こう言ってはアレですが、アイドルが世間の、お茶の間の「太陽」であった時代の血を継ぐ者の中でほぼ唯一の声優経験者という側面もありますし、その他諸々も含めて適役だったというか。そういう経緯で白羽の矢が立ったんじゃないかと考えています。

(これは次回以降の記事で触れようと思うんですが、自分の中では「IDOLY PRIDEの裏ターゲットって我々のようなオタクオブオタクではなくて女子中高生なんじゃないか説」があり、そういうターゲティングの面でもうってつけというか、いやもう一周回ってむしろIDOLY PRIDEの企画自体神田沙也加さんありきで進められてたんじゃないかとか、そんなことを思ったりもしているところ)

 

まとめ

・最後の一人、長瀬麻奈もまた「星」だった。

・IDOLY PRIDEの世界で繰り広げられる「VENUSプログラム」は、「VENUS」=「金星」=「一番星」の言葉が示すように、「星」の世界での一番を決めるためのプログラムか?という名前の由来が推察できる。

・だとするとつまり、IDOLY PRIDEの世界のアイドル=「星」と例えられる と見ていいだろう。

・では散々言っていた「太陽」って?というところが疑問になってくる。

・個人的には、「太陽」=アイドル界にとどまらず、世間一般にまでその威光を示す存在、と考えるが、そうすると真っ先に頭に思い浮かぶのは神田沙也加さんの母である松田聖子さん、あるいは彼女らの時代の、いわゆる80年代アイドルの存在である。