【ネタバレ級考察あり注意】「サヨナラから始まる物語」
先日の生放送で、星見プロの新曲「サヨナラから始まる物語」が初公開となりました。
今回は、その内容を深堀りしていきたいと思います。
示唆された「サヨナラ」。賽は投げられた
「サヨナラから始まる物語」
— のなかわ\( 'ω')/ヘーイ (@mugiBD_No_520) 2020年8月30日
取り急ぎ(フル) pic.twitter.com/mKF2489Ipw
「Shine Purity~輝きの純度~」に続く星見プロの2曲目として登場した「サヨナラから始まる物語」。
コンテンツ自体の本格始動というこのタイミングで、「始まり」というワードを伴う曲が出てきました。 それも、何やら不穏な「サヨナラ」という要素まで引き連れて。
IDOLY PRIDEが、どうも一筋縄では行かない始まり方をしそうな気配をバリバリに漂わせるこの一曲を、まずは歌詞の順を追って解釈していきたいと思います。
仲間との出会いと始まりを感じさせる1番
(歌割り+カメラのズームから色分け。実際には同時に歌っていたりもする)
全体的に、現在の環境(=星見プロ10人の集結)に至るこれまでの過程を振り返るような描写をしながらも、
「偶然」「奇跡」…因果のない、思いがけず起こること
「運命」「必然」「デスティニー」…必ずそうなる、定められた結果
といった、対義語となるワードが頻出していますね。
そういえば、関係ないけど「奇跡」ってラブライブ!(特にμ's)で頻発していたなぁ
1番Aメロ
冒頭で
「偶然ってなんだっけ?必然ってなんだっけ?君といるとわからなくなるよ」
とあることから、星見プロ10人の出会いは「予め決められていたかのようで、しかしながら偶然の要素も含みつつ」進んでいったのではないか?と伺えます。
結果的には10人が集うこととなりますが、きっとものすごい紆余曲折があったのでしょう。
(いろいろあったのだろう、というのは既に明かされているプロフィールやインタビューからもわかりますね)
「夢みたいな感動も 出会いの日の衝動も」
のところは、歌っているさくらが星見プロを志すきっかけに琴乃との出会いが関与している、というインタビュー記事の内容がオーバーラップしてくる部分でしょうか。
そうした出会いが、偶然だったのかあるいは必然だったのか……?ということになってきそうです。
1番Bメロ
Bメロでは、
「運命のいたずらに 気づかずにわたしたち ずっと傍にいたとか」
とあります。
星見プロの面々ってけっこう同じ学校だったりすることが多いので、きっと気づかないだけですれ違っているようなこともあったのでしょうね。
そして、今となってはそんなことも「なんだか可笑しい」と笑い話にできるような間柄になっているというわけです。
1番サビ
サビに突入し、歌詞は
「めぐり逢えた奇跡の真ん中で 少しくらいわたし泣いたっていいよね」
と続きます。
「めぐり逢えた奇跡」がポジティブな事象である一方、「少しくらい泣いたっていいよね」と、泣くこと(必ずしもポジティブな感情の発露とは限らない)を自分に許そうとしています。
アニメMVのほうでは、「暗い部屋でひとり枕を抱え寂しげな表情を浮かべる千紗」「オタクグッズが散らばる自室で寝転がり、スマホをじっと睨む雫」のカットが入っています。
いずれも自分の部屋に閉じこもり、他の誰かとの関わりを遮断していることがわかります。
星見プロのメンバーと「めぐり逢えた奇跡」とは対象的に、ひとりひとりで心のうちに抱え込むこともある。それがどんなことなのかまでは見えてきませんが、誰しもそういうことはあります。人生。
…というところがひとつなんですが、もうひとつ気になる点として、片隅でではなく「めぐり逢えた奇跡の真ん中で、泣いてもいいよね?」という言い方であると取れる点を挙げたいと思います。
ひとりで抱え込んでいるように見えながらも、その実周りのみんなにも寄り添ってほしいからこそ「真ん中で」泣こうとしている………?
なんて、深読みをしてみる次第です。
さて、さらにサビは続き、
「サヨナラから始まる物語 胸の奥に刺さった切なさが痛いけど
駆け出したら いつでもそこがスタートライン」
と、タイトル回収をここで挟んできます。
「サヨナラから始まる物語」の核心は後述していくとしますが、ここでは「胸の奥に刺さった切なさが痛いけど」駆け出す、つまり心のなかでは「サヨナラ」の痛みを抱えながらもアイドルとしての姿を追い求めていく姿勢が伺えるわけです。
のっけからすんげえ泣き顔を晒すコンテンツの「始まりの歌」でこれ言われるんですよ、そりゃ大いに期待したくもなるってものでしょう?
そして、
「君と(君と) 走っていこうデスティニー」
でサビが終わりを迎えます。
この「君と(君と)」のグループ分け一つ取っても、なかなか意味がありそうな気がしてきます。
仲の良さが伺える「芽衣とすず」「千紗と雫」ペアが同じグループ。
一方で「ダブルセンターの琴乃とさくら」「白石姉妹」「金髪ロングが被るすず・怜」「年長者・しっかりものポジションの沙季と遥子」はグループが分かれている………といった感じで、この分け方を長い目で見たときにもバランスが取れているような気がしないでもないのです。
もしかしたら、この5-5でユニット内ユニットという可能性すらあるのでは……??なんて思ってしまうくらいのバランスの良さなんですよね。
(この「ユニット分け」については他に考察している方のツイートを見て初めてそれもあり得るか~と思った次第。8/30以降、いろんな人がいろんなツイートをしているのでいよいよ盛り上がってきたなというところで楽しい限りです)
最後の「デスティニー」については、2サビでも出てくるためこれはこれで項分けして別途議論していきたいと思います。
流れ行く日々、そして積み重なっていく2番
メンバーとの出会い、そしてスタートを描いた1番から流れは発展し、2番は「ステージにたどり着く」姿が描かれています。
2番で現れる「月」「太陽」について
「月」と「太陽」は重要なワードになりそうだ、ということは、今年の頭に「Shine Purity~輝きの純度~」の考察をしたときに注目していたポイントでした。
「眩しい太陽 静寂の月夜 何を選ぶの?もう決めたの」というラスサビ前の一節。
「太陽」「月」がアイドルとして行き着く先で、そのどちらかを星見プロが選び取ることの暗示……というような解釈をしていました。
その頃は「太陽=松田聖子さんのようなトップアイドル」などと、作品外に答えを求めるような結論を強引に出していましたが、ここに来て一気に様相が変わってきました。
琴乃が「月」という歌詞を歌い、ダブルセンターで対を成す存在であるさくらが「太陽」という歌詞を歌うのがこの2番のAメロです。
また、さくらの「太陽」というのは、Twitterに上げられた遥子とさくらのツーショット画像で更に裏付けられています。
【📸 #IDOLYSNAP】
— IDOLY PRIDE (@idolypride) 2020年9月2日
遙子とさくらのツーショット📷💫
さくらや芽衣に制服が似合う✨と褒められた遙子ですが…?#IDOLYPRIDE pic.twitter.com/mc0AAnk1DA
(さくらのインスタと思われるアカウント名が「sunny_sakura」となっている)
琴乃とさくらが「月」「太陽」として象徴的な役目を担っていくのかな、というところが見えてきたような気がします。
そういえば、ミュージックプログラム #1の中では、麻奈のキャラ紹介の中で神田沙也加さんからも「太陽と月」というワードが突拍子もなく出てきました。
(21:29~)
(麻奈について
・周囲を笑顔にしてくれる
・手が届かないようなスター性を持つ
・親しみやすさも持ち合わせる稀有な存在
という紹介があった後の流れで)
「見てたらたぶん圧倒されるんだろうけど、話しかけたら気さくに?なんか仲良くなってくれるような、『月と太陽両方の面を持った子』じゃないかなーと思います。」
と。
あまりに唐突に要注意ワードが出てきたのでひっくり返った。
つい「私信かな?」とすら思ってしまった次第です。(台本に「月」「太陽」って載ってたから突拍子もなく突っ込んだワードだったのか、あるいはどうしてもそのワードを出しておきたかったのか…真相は本人のみぞ知るところですが。)
この発言も、「月」「太陽」が指し示すものがなんなのかを読み解く上で重要になってきそうです。
要検討事項として、次回以降の記事のネタにしていきたいと思います。
2番A・Bメロ
さて、歌詞自体の考察に戻っていきましょう。
2番Aメロに入り、「月が夜を告げ、太陽が朝を呼ぶ」ことで「そしてまた『一日』になっていく」と、歌詞は続いていきます。
『一日』が二重鉤括弧で括られているのが気になるところで、何か別の深い意味が隠されているのかも?と引っかかるのですが、ひとまずは「月」「太陽」(=星見プロの面々)が入れ代わり立ち代わり立ち回ることで、星見プロとしての一日一日が過ぎていくという意味だと取りました。
Bメロは、Aメロの内容を受けつつ、星見市を舞台にアイドルたちが縦横無尽に駆け巡る姿を「追いかけっこするように星が交差する街」と表現しています。
考察どうこう抜きにして、個人的にここの歌詞のきれいな表現がすごく好きです。
「あっという間だったね 積み上げた季節」というサビ前のフレーズでは、そんな一日一日を、未来の立場から回顧しています。
そんな未来の立場で彼女たちがどうなっていたかというと………
2番サビ
「たどり着いたステージ」、とあります。
つまり、2番に描かれていたような日々を積み重ねた星見プロは、ここで目指していた(であろう)ステージに遂にたどり着いているのです。
それがどんな場所であるかは具体的にはまだわかりませんが、並大抵のステージではないことだけはわかります。
この辺は、「Shine Purity」の「君と見た夢 あの場所 目指すよ」ともリンクしてくるのかもしれません。
その「ステージの裏側でいつも君が優しく笑っていた」と。
ここで引っかかるのが、「ステージの上」ではなく「裏側」な点です。
今回のMVやバーチャルライブを見てもおわかりかと思いますが、星見プロの面々は誰ひとりとして「ステージの裏側」にはおらず、全員揃ってステージで踊っています。
………では、「ステージの裏側でいつも優しく笑っていた『君』」って誰なんでしょうね?新キャラか?
気を取り直して、続きを見ていきましょう。
「サヨナラから生まれた物語」、と来ました。
タイトルや1番サビでは「サヨナラから始まる物語」でしたが、ここでは少しニュアンスの違う「サヨナラから生まれた」という表現がされています。
この言葉、裏を返せば「ただ単にサヨナラから物語がスタートしただけでなく、サヨナラがなければ物語(=星見プロが「ステージにたどり着く」まで)は誕生しなかった」という意味に取れます。
それだけその「サヨナラ」が重大なものであったということの現れのように思えます。一体どんなサヨナラだったんだ……………
続いては「溢れすぎた心からは~」になりますが、ここで「デスティニー」について項分けして確認していきたいと思います。
以下、核心(かもしれない)ネタバレとなる可能性のある要素を含みます。
【ネタバレ注意】「デスティニー」とは?
・1番サビ・ラスサビ「君と(君と) 走っていこうデスティニー」
・2番サビ「もうちょっと(もうちょっと)
消えないでいてデスティニー Ah デスティニー」
と、何度か現れる「デスティニー」というワード。
一般的にもよく聞く言葉ですが、改めて意味を捉えてみたいと思います。
こちらによると、
「運命、宿命、天、神意、運命の三女神」
が主な意味として挙げられています。
「運命の三女神」って意味もあるのか~~~~、というのがここで最大の気づきでした。ギリシャ神話や北欧神話に出てくるようです。
あとは、「物事の成り行きをあらかじめ定める究極的な存在(女性の姿で描かれることが多い)」という記載もありました。必ずしも3人とは限らない…?ちょっとこの辺詳しくないんでアレですが。
なんか、いろいろな意味に取れそうな気がしないでもないので、大きく分けて「運命・宿命」と、その「運命の女神」の2パターンで考えていきたいと思います。
「運命・宿命」として捉えた場合
この場合、歌詞の解釈は
「君(=星見プロの面々)と、運命・宿命に向かって走っていこう」
「(たどり着いた先で)運命・宿命よ、もうちょっと消えないでいて」
というような形になります。
ここでの「運命・宿命」は、当初から示されている構図である「アイドルとして目指すべき頂点(≒VENUS PROGRAMの制覇?)」として置き換えるのが妥当でしょう。
となると、その目標が達成されるのが2番サビということになるのですが、「サヨナラから生まれた物語 言えなかった言葉がまだたくさんあるよ」からの「こぼれた本音」として「頂点を目指すという目標がもうちょっと終わらないでいてほしい」という、やや不思議な繋がりになります。
普通に考えれば、目標を達成したあとでいくらでもその「言えなかった言葉」を言えばいいじゃあないのよ、と思うのですが、そこには裏を返せば、「頂点に立った時点で『言いたかった言葉』すら伝えられなくなるほどに失われる何かがある」、のか………?というような引っ掛かりがあります。
「運命の女神」として捉えた場合
続いて、こちらを「デスティニー」に代入した場合は、
「運命の女神(=君)とともに走っていこう」
「(たどり着いた先で)運命の女神よ、もうちょっと消えないでいて」
と読めます。
「運命の女神」という星見プロ10人以外の何らかの存在がいて、共にアイドルの頂点を目指すという構図に見えてきます。
なんか、こっちのほうが全体的な流れがしっくりくるような気がします。
歌詞中に出てきた君=運命の女神、とすると、いろいろな部分で辻褄が合います。
・運命の女神が星見プロと一緒にいることで「偶然ってなんだっけ?必然ってなんだっけ?」とわからなくなる
(そりゃ運命の女神なんて超越した存在が居たら偶然も必然もわからなくもなるだろう)
・星見プロが立つステージの裏側で、その運命の女神がいつも優しく笑っていた
(そりゃ女神なんて存在がステージに現れたら奇跡体験なので、裏側から見守るだろう)
・「星見プロが目標を達成したら、運命の女神がいなくなってしまう」と仮定すると、言えなかった言葉がまだたくさんあり、本音では「もうちょっと消えないでいて」と思っているとなり2番サビの前後関係が繋がる
(目標を達成したらいなくなるって、『あの花』のめんまみたいな話だなと我ながら思った)
といった感じで。
これまでの考察を総合すると、
何らかの「サヨナラ」があり、それをきっかけに「運命の女神」が星見プロの元に現れる。
その女神の後押しを受けながら、星見プロはアイドルの頂点を目指す。
だが、頂点に到達したとき、その女神は消えてしまう………
という仮説が描けます。
………そこでだよ、そこで………………(次項に続く)
【ネタバレ注意】「生まれ変わっても」、という激烈クリティカル(かもしれない)ワード
ラスサビ前、琴乃とさくらが
「たった一つ わがまま言っていいかな
『生まれ変わっても傍にいてくれますか?』」
と歌います。
これを前項の「運命の女神」と掛け合わせると、目標達成後成仏のめんまルートが現実味を帯びてきました。
そして、「生まれ変わっても傍にいてくれますか?」というわがままを言いたくなるほどかけがえのない存在であることも同時に示されます。
あと…………
「生まれ変わる」、ということは、その前は生きていたということ、
もっと言うとやっぱり「サヨナラ」=「死」、なんじゃないかな……………
っていう風に考えざるを得ません。
じゃあ、誰が死んだのか。
ここで敢えて明言はしません。
でも、ここまでの考察と、今ある情報を組み合わせると自ずと見えてくるんじゃないかと思います。
いや~~~~、嫌だねえ、怖いねえ……………
これが思い過ごしだといいんですが。
【ネタバレ注意】アニメーションMVに咲く花
さて、話を元に戻しましょう。
最後に、アニメーションMVで歌パートの前後に入るショートアニメについても触れていきたいと思います。
雨が降る街をどこかへと歩く琴乃。
ふと通りがかった公園の方を見つめ、そちらへと歩みを進める。
向かった先には青い花が咲いており、その花を見つめ、琴乃は笑みを見せる―
(MVパート)
雨は止み、日差しが顔を覗かせる。
傘をしまった琴乃は公園を後にし、またどこかへと歩みだした。
雨上がりの空には、虹が架かっていた。
というのが一連の流れです。
こういう考察で定番なのってやっぱり花かなと思ったんですが、花の知識皆無マンなのでわかりませんでした!w
……というのは嘘で、今は便利なので文明の利器がそれを解決してくれました。
アニメのワンカットでもしっかり反応するGoogleレンズえらい
— のなかわ\( 'ω')/ヘーイ (@mugiBD_No_520) 2020年9月2日
vs
Googleレンズが反応するくらい正確に描写しているLercheえらい pic.twitter.com/Jtv8xjI9w0
Googleレンズで撮ってみたところ、どうやらこの花はネモフィラのようです。
ひたち海浜公園でめっちゃ咲くことで有名なやつ。
・見頃は4~5月→MVの時期は初夏と見られる
・英語での別名はBaby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)
・花言葉は「どこでも成功」「可憐」「愛国心」「清々しい心」「荘厳」「私はあなたを許す」
(参考サイト:【ネモフィラの花言葉】小さな青い花に込められた素敵な意味を解説 | folk)
なのだそう。
「数年前のある出来事をきっかけに、さらに人との関わりを断つようにな」った琴乃と、「私はあなたを許す」という花言葉を持つネモフィラ。
う~~~~~ん、何か意味深!!!!!!!!!!!だが中身はわからん!!!!!!!!!!
あとは、「虹=天国と現世を結ぶ橋」×「Baby blue eyes」×「生まれ変わっても傍にいてくれますか」の要素から、「”運命の女神”の生まれ変わり」を示唆しているのではないか、とも取れますね。
また、ネモフィラの名前の由来はギリシャ語で、またギリシャ神話に登場するのだそうです。
青色が素敵なネモフィラ。花の名前は小さな森を愛するというギリシア語が由来となっていますが、実はギリシア神話にも登場するんです。
それは、ネモフィラという美しい女性に恋した男性が、彼女と結婚できるなら死んでも良い!という願いを神に願い、叶えてもらったというもの。望み通りネモフィラを妻にした男性は、命を神に捧げます。
残されたネモフィラは、悲しみに暮れ、冥界まで夫に会いに行きますが、冥界の扉は開かないまま。いつまでも待ち続けるネモフィラを神様が気の毒に思い、花の姿に変えたというお話です。
死んでも良いから結婚をしたいという、初恋のように不器用な気持ちが引き起こした切ない恋物語です。
先程挙げた「運命の三女神」といい、ギリシャ神話を念頭に置いている可能性がありますね。
このネモフィラの神話の内容も、公式サイトに掲げられている「青春全部かけて、アイドルの最高峰へ。」というキャッチフレーズに通じるものを感じます。
神話知識皆無マンなので、勉強しなきゃかなぁ………と思っています。
余談
最初、麻奈の「First Step」の時間軸が過去であるということが明かされたときに、その時間軸トリックの雰囲気が『君の名は。』みたいだなという感覚を受けました。
また、先程も「未練が晴れたら成仏」=『あの花』みたい、と書きました。
その上今回の記事で出した「主要キャラがいきなり死ぬ」が加わると『まどマギ』みたいだな、と思います。
CA社内で企画書を通す段階のことを想像すると、過去のトレンド分析で「アイドルもの×『あの花』×『君の名は。』×『まどマギ』で間違いなくウケる!」みたいな通し方をしたんじゃないかなって気がしないでもない。
別にオタクがやっている会社ではなくどちらかというと陽の者の集いだと思う(と少なくとも自分は認識している)ので、そういうわかりやすい訴求が必要だったんじゃないかと。
これも想像の範疇でしかないし、そもそも考察があっているとも限りませんが、そういう線もあるのかなっていうところもひとつ感じたところです。