流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

11/28(土) IDOLY PRIDE - VENUS STAGE / RE:BEGINNING - 感想

\( 'ω')/ヘーイ

 

今回は、11/28(土)に幕張イベントホールにて行われた「IDOLY PRIDE - VENUS STAGE / RE:BEGINNING -」に行ってきた感想です。

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公式レポはこちらから。

www.animatetimes.com

(記事書いてる途中で上がってきてとても助かっている)

 

 

 

withコロナの世界での入場と、割り当てられた席の話

個人的には、2月のワンフェス以来のリアルイベントへの参加となった今回。

事前に発表されていたとおり、以前とはかなり変わった形式での入場となりました。

idolypride.jp

ライブを3日後に控えた11/25(水)の段階になり、ローチケの電子チケットアプリに座席情報が通知される形になっており、そこで判明する座席番号ごとに入場開始時間が異なっていました。

入り口では、

1.COCOAダウンロード確認と検温

2.手荷物検査と金属探知機

3.チケットの処理(と特典付きチケットの場合特典の受け渡し)

4.手指のアルコール消毒

という4作業があり、また今回セキュリティ上の問題で飲料の持ち込みが禁止だったため、入場後に自販機待機列に並ぶ必要もありました。

自分は早めに入ることができたためさほど並ばずに済みましたが、開始直前にトイレに行ったときにはずいぶんと自販機待機列が長くなっていたようです。

 

それらを済ませたら、いよいよ入場です。

自分のところに届いたチケットは、アリーナM4ブロック1列目2番・4番で、そのブロックは一番はじめの入場時間が割り当てられていました。

Mと聞くとアルファベット順ではAから数えて中央近辺なので正直あまり期待はできないかな~と思っていた上他のブロック名がKとHだったので、なんもわからん、入ってみてからのお楽しみだということであまり深く考えないようにしていたんですが、行ってみたところこんな感じでした。

まさかの最前ドセン。

 

抽選で引き当てたものとしては人生初です。(最前ドセン自体は自由席のESDのころにやっているので)

プロジェクト発表頃から今に至るまでこうして一生懸命追っていた分、\( 'ω')/ヘーイの神が微笑んでくれたのかなと思っています。(\( 'ω')/ヘーイの神とは?)

そうとしか思えないくらいの特等席でした。

 

我らの高尾奏音、幕張イベントホールの地に立つ

開演予定時間の17時を10分ほど過ぎた頃、開始を告げるアナウンスが入り、いよいよステージの幕が開きました。

後述の通り、めっちゃくちゃに感情が揺さぶられたライブだったので既に序盤の記憶吹っ飛んでいる部分あるんですが、最初の方にこの映像(だったと思うけど細部が違うかもしれないがそれすら鮮明には思い出しきれない)が流れていました。

「似たようなの毎回見るよなぁ」と思ったのは覚えてるんですが。

youtu.be

 

この形での各ユニットの紹介に合わせ、出演者が登壇していきます。

星見プロの仲間たちとともに、我らが高尾奏音さんがステージに登場しました。

(当社比)これだけでかい会場で、(当社比)これだけたくさんの人に囲まれて。

「のんのん(立派な設備と音響とこれだけの観客とに囲まれてステージ上に)おる…………」となって危うく泣きかけたのはここだけの話。(長男なので耐えた)

(どちらかというと、登場時の決めポーズのままで星見プロ全員上記のムービーが終わるまで耐えてなきゃいけなかった様子を見て大変そうだなあ……、という気持ちがどんどん膨れ上がってしまったんですよね。どんな修行だよと)

続いて、今回出演のないLizNoirを除いたTRINITIYAiLEの3人と、長瀬麻奈役の神田沙也加さんがステージ上に。

本日の出演者総勢14名が勢揃いして紹介ムービーが終わりました。(この画像の通り)

 

その後、星見プロがステージ上でポジションを取り、この日1曲目の「Shine Purity~輝きの純度~」が繰り広げられました。

ライブの場で、ステージと客席の関係で相対するのは随分久しぶり。

最前にいたおかげでこれまでとさほど変わらない距離感で、しかしながら周りはこれまでとはまるで違う雰囲気で。

そこから見るステージ上には、前に見たときよりも更に進化したパフォーマンスを繰り広げるのんのんの姿がありました。

(ここで1点お断りを入れておくと、どうしても他の9人のことを見るための眼球が足りず、星見プロ全体としてのパフォーマンスの良し悪しについてまるで言及することができません。いち星見プロのファンとしては大変申し訳無いことなんですが…)(とは言いつつ第3の目が開眼したとしてもその第3の目でものんのんのこと追ってるであろう)

ステージを縦横無尽に駆け巡るその姿を見て、本日2度目の危うく泣きかけ案件が発生した次第です。(長男なので耐えた)

 

その後、前半戦は

生アフレコ朗読劇

・LizNoirのライブと、それを見に行った麻奈と遥子のやり取り

・LizNoirのライブ映像を見て研究する星見プロ

・仕事終わりに鍋の買い出しに行くTRINITIYAiLE

の3篇が披露されたほか、MC2名によるここまでのIDOLY PRIDEの展開振り返りがありました。

朗読劇の内容に関しては、TRINITIYAiLEがことあるごとに鍋を囲んでるので流石にそろそろ芋煮TYAiLEなのではないかと思えてきました。

また、特に星見プロの10人にとっては、生アフレコをこれだけの観客が見守る前で行うというのはそもそもとんでもなく緊張する一大イベントだと思いますが、みんなやり遂げていて安心しました。

展開振り返りについては「テンポが悪い」「不要」という向きも見受けられましたが、今回は未履修状態で今日初めてふらっと来てみた人もいたと思うので、参加者の認識の足並みを揃える意味では一定の必要性はあったのではないかと。個人的にはこの時間で一気に尿意を催してしまい大変だったがそれはまた別の話。

 

前半戦ラストとして、MV2本の上映がありました。

1つ目は先日のミュージックプログラム#2で初披露となったLizNoirの「The Last Chance」、2つ目は初公開となる星見プロ歌唱のアニメED「The Sun, Moon and Stars」(作詞:利根川貴之・作曲:沖井礼二)。

「The Last Chance」のほうは先日明かされたとおりキャッツアイ風・レトロ風(とはいえそれ以上にどことなくAC部みを感じるが)の映像で、「The Sun, Moon and Stars」のほうは耽美的タッチで描かれた、10人乗っても大丈夫なクソデカ布の上に寝転んで花を周りに散らされてる星見プロの一枚絵がスクロールしていく映像。

いきなり初公開の楽曲のMVが出てくるのには驚きましたが、エンディング曲ということできれいで落ち着いた良い楽曲でした。

 

ここで一旦、「客席の換気と休憩時間」ということで、10分間のインターバルが設けられました。

(尿意を催していたので非常に、非常に助かった)

 

圧巻のライブパート。やはりIDOLY PRIDEはやってくれるぞ

インターバルが明けると、続いてはライブパート。

長瀬麻奈役:神田沙也加さんのターンからスタートです。

 

いきなり、後ろのスクリーンには初めて見るアニメ映像が。

www.youtube.com

(終演後にアップされていました)

ライブならではのオリジナル導入で始まった最初の曲は「First Step」。

目と鼻の先で歌い踊っている神田沙也加さんのパフォーマンスも素晴らしいし、やたらクオリティの高い初見映像のほうもすごいしで、ボクシングしていたと思ったら相手の腕が増えて頭とボディと同時に殴りかかられているような、どっち見りゃいいんだよみたいな贅沢で強烈なダブルパンチに見舞われます。

そのうち、センターステージめがけて、自分の席のすぐ横にある花道を駆けていく神田さん。

「本物がこっち来た………」「お美しい……………」と思いながら目の前を通り過ぎていくのを眺めておりましたが、このような体験をさせていただいて本当によろしいのでしょうか?

そしてそのようにステージを駆け回りながらも、息一つ乱すことなく、きれいな歌声を届けていただきました。マジで持ってるモノが違う、長瀬麻奈役としてこれ以上の適任は誰一人としていないであろう風格を背負っていました。

会場中の注目を一手に引き受け、その期待に対し満点を毎秒叩き出す姿はまさに千両役者。今後も麻奈として君臨し続けてくれるのが楽しみでなりません。

 

続いて登場したのは「トリエル(スコット鉄太朗並に唐突な愛称)」ことTRINITIYAiLE。合間合間に見えた表情は、自信と希望に満ち溢れたもの。「気鋭の若手ユニット」のオーラを纏ってのエントリーです。
(ここでUOグルグルマンのエントリーまでも観測できて嬉しくなってしまった)

曲が始まりすぐの段階でセンターステージに向かい、出番を通して全般的に会場後方を向いてのパフォーマンスとなったため、アリーナの前の方からは、3人の後ろ姿を見るような形でした。

つまり、自分の視界から見えるTRINITIYAiLEはまさにこの画像そのものということで、これまた前の方の席からでないと経験できない珍しい視点だったなと思います。

本人たちもこれだけの大人気なだけあるなあ、という佇まいで、「Aile to Yell」「réaliser」の2曲を披露していったのですが…

個人的には、もっとバチクソやれる実力はあるはずなのにどうもそもそもの振り付け自体が控えめな気がするんだよな、というところが引っかかりました。

TRINITIYAiLEは何かと鍋をつついているイメージばかりが先行するのもそうなんですが、なんとなくまだ掘り下げがされていないというか、他の勢力に比べても物語における存在感が薄いというか、今のところ扱いがいまいちな感じがあります。

そもそも今回はLizNoir不在というのが大前提としてあるんですが、本番は全キャストが集合できる来年春以降に「あえて取っておいてある」んじゃないかと思っています、というかそう信じたいところ。

そんなわけで、実力の片鱗は見せてくれたTRINITIYAiLEの、今後のさらなる飛躍に期待が高まります。

 

そして、そんな偉大な先輩方の後に続き登場したのが星見プロ。

1曲目は「IDOLY PRIDE」。

ミュージックプログラム#2で発表されたMVをバックに、10人の歌声が響きます。

イントロ最後の(****)は手拍子。タンッタタンタンというリズム。

この曲では、ラスサビ前の場面でみんなで顔を見合わせてから「せーの!」に入ったのが印象的でした。

そこからの壮大なラスサビも迫力満点で、鳥肌が立つほどバシバシ響いてくるものでした。

 

続いては、(またしてもいきなりの!)本日2曲目の新曲、沸き曲タイプの「Fight oh! MIRAI oh!」。

クラップや振りコピを事前に叩き込んだ上で臨めば本当に楽しそうな、終始ワチャワチャした1曲です。10人で入れ代わり立ち代わり歌うので、休む暇もないほどずっと歌われ続けており忙しそうな曲調でしたが、噛むこともなくうまく歌えていたのは高評価。

画面ではMVも流れており、SDキャラが画面狭しと動き回るハイテンションなものでした。(そのせいで歌詞がときおりよく読めないのはご愛嬌)

台湾式手拍子(または柏レイソルイングランド」)(またはL・O・T・T・E オオオオロッテ)リズム*1があって好き。

このあたりで、もう情報量の嵐でものすごく頭の容量が一杯になった感を受けました。

次から次へと、それもいろんなテイストの曲・MVが繰り出されてくるので、どれだけ引き出しあるんだよと思わされます。

しかもこれでまだクリエイター陣一組1~2曲程度しか発表されていない段階なわけですよ。今後にますます期待がかかりますね。

 

星見プロパートラスト1曲は、既に「Shine Purity」に並びアンセムとしての風格も帯びつつある「サヨナラから始まる物語」。

ここで遂に星見プロもセンターステージへ歩みだします。

まばゆいライトに照らされた花道をみんなで渡る、その中で(俺の目には)ひときわ輝く我らがのんのん。

一面のペンライトとスポットライトが織りなす光の中に向かって駆けていく後ろ姿に、本日3度目の危うく泣きかけ案件の発生です。

(そして今このくだりを書きつつまんま「光る海のまんなかで」では?と思い通算4度目の危うく泣きかけ案件が発生している)

センターステージでは円になって歌った星見プロ。ありがたいことに、のんのんの向く方向が途中までこっちだったので、顔を見ながらセンターステージを見守れて本当に嬉しかったです。

そんな瞬間にすぐそばで立ち会えたのって、本当に自分は幸せものであることだなあと改めて思います。

 

ここまでで、ライブパートは終了となりました。

星見プロとしては初めての大舞台でしたが、心配するような大きなミスは見当たらなかったように思います。(若干、視界の端でおや?と思うことはいくつかありましたが、実戦経験がない方がほとんどだということを考えれば、相当の努力を重ねてここまで仕上げてきたのだろうなというところはわかります。事実、ミュージックプログラム#1と#2の間だけでもだいぶ総合力が上がってきている印象はありますし。)

また、改めてこうして一気に楽曲を浴びせられると、やはり著名なクリエイター陣を揃えているだけのことはあり、繰り出してくる球種が非常に豊富だなと感じました。

先行するコンテンツに決して引けを取らない水準で、そこに関しては互角に渡り合えること間違いないと思います。

 

また、映像コンテンツの幅の広さにも驚かされっぱなしです。

最初に公開された公式サイトを見たときから、ことデザイン・表現の部分にかけては並々ならぬこだわりを持ってプロジェクトを進めているなという印象はあったのですが、次から次へと多様な表現でMVをぶつけてくるのでそう来たかと唸らされっぱなしです。

ピタゴラスイッチ」とか「デザインあ」とか「Eテレ2355」とか、そういう番組を見ているのに近いというか。

ただ歌ったり踊ったりするだけでは済まないいろんなことが起こるので、「次出るMVはどんなふうに攻めてくるんだろう」というところがとても楽しみになってきます。

 

やはりIDOLY PRIDEはまだその片鱗のたった一部しか見せてきていないし、これからもっとワクワクさせてくれるんだろうなということを確信させてくれる、そんなライブパートでした。

 

ライブパートといえば、終わりの挨拶で星見プロから一人ずつコメントがあったんですが、橘さんがところどころ噛み噛みで初々しかったのと、のんのんが「みんなに会いたすぎて……………」と”枕詞”を言い始めたのでヤバいなと思ったら「会いたすぎてアイタイープライドになった!w」とかいうダジャレを数千人を前にぶちかましだしたので最前にありながらも大変な表情をしてしまった。しばらく無言が続いて周りのメンバーが「あははー(棒)」と言い出したので事なきを得ました(?)が、流石メンタル鍋(出典:あぐのんる~むらぼ♪)は伊達ではないなというところです。

 

まとめ

そんなわけで、こんな広い会場で初めて最前のチケットを握り、特等席でイベントを楽しませていただきました。

あまり滅多なことでは感極まることもないのですが、今回ばかりは何度も危うかったです。

目で耳で情報でボコボコになって、結局終演後の分散退場では一番先に入れられたブロックだけあり一番最後まで退場許可が下りなかったのですが、その間ずっと座っていたにもかかわらず立ち上がったら生まれたての子鹿みたいに足が弱々しくなるくらいにはいろんな感情のシャワーを浴びせられた格好です。(近くにいた知人いわく「助けが必要かどうか迷うレベルでひとりだけ様子がおかしかった」と。)

 

正直、人生で一番感情を揺さぶられたイベントだったなと思います。

最前だったし、晴れ舞台だったし、IDOLY PRIDEに関しては1年間ずっと全力で追っていたというのもあるし。

約1年前の出演発表以来「この作品は絶対に面白いことになる」と信じて追っていた結果、本当に面白くなることを確信させてくれるようなイベントをぶちかましてくれたので、これからももっともっと期待を懸けていきたいと思います。

 

そして、この作品をこんなに楽しめている(正直、IDOLY PRIDEを楽しんでる度では俺は日本一なのではないか?とは思う)のも、全てのんのんのおかげな訳です。

こんなにワクワクした幸せな思いを味わわせてくれて本当にありがとう、というのはまた近日中にお手紙したためて送らなきゃですね。

 

アニメIDOLY PRIDEは最速放送のABEMAで見よう

ここで一点、呼びかけておきたいことがあります。(といっても普段数十アクセス、ライブ当日の昨日でも150アクセス程度のひっそりとしたブログではありますが)

(呼びかけなんてしなくてもみんな自然とそういう流れになるかなとは思いますが、意思表示としてこれは今のうちに伝えておきたいことである)

 

イベント内の告知コーナーで、アニメ放送日・時間が正式決定というお話がありました。

1/10から、毎週日曜日の23:00にABEMAで最速放送、23:30にTOKYO MXKBS京都ローカル局で地上波放送ということで発表されていましたが、ここはぜひとも全国共通で一斉に見られるABEMAで見て盛り上げていこうじゃありませんか、というところを伝えたいのです。

うちはMXが入るので、最速のABEMAで見て、MXで即復習に入り…という流れで行こうかなと思っています。

1/10(日)の23時、みんなで第1話放送開始を迎える瞬間を心から楽しみにしております。

(決してABEMAの回し者ではない)

 

 

 

今日のところは記憶が鮮明なうちに書き出しておくような形で、また後日イベントの振り返りをしたいなと思ってます。(と言っても仕事が色々忙しいなどのっぴきならない事情もありほんとに放送開始後くらいになると思う)