流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

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SIMPLY PRIDE #1 ~IDOLY PRIDEのアニメを要約してみる~

こんにちは。

IDOLY PRIDEの第1話の考察記事を書いたんですが、自分の目線で全力で書いてしまうと「当然のごとく全キャラクターの相関関係を把握しており、かねてから熱心に追っていたファン」でなければ到底合点がいかないであろう内容だったというところについさっき気づきました。

で、巷では「いきなりキャラが何人も出てきて即見る気失った」などというまるで「ドラえもんを見て『うわあ引き出しから変なの出てきた!こわ!!!!1話切り』とのたまう人」みたいなのもいるみたいです。もったいねえ。

そこで逆転の発想、俺が世界一わかりやすいIDOLY PRIDE第1話要約を書いたれ!!!!!というテンションでお送りしたいのが今回の記事。

アニメでは描かれていないコミカライズ等々の設定を盛り込んで伝えていくので、気になったらそっちもチェックしてみてくださいな。

(普段と明らかにテンションが違いますが、第1話が楽しすぎて昨日から寝不足なんですよ)

 

※今回は普段使わない画像を使っていきたいと思います。問題があればすぐ消すのでコメントください。

 

 

 

公式からもたらされている「関係図」があるので、わかりやすいようにこちらを使っていくぞ。

 

5年前~3年前

まず、冒頭で10人出てきてひとりひとり返事してたのは一旦完全に忘れてくれ!

初見なら正直そのほうが理解は早い!!!

(↓のシーンのこと)

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ということで、大本の大本から話を進めていくぞ。

 

星見プロ創成期

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アニメで描かれているさらに前から話を始めると、元々大手のバンプロダクションでLizNoirのマネージャーをしていた三枝さんが、脱サラして関東郊外にある星見市に「星見プロダクション」を創業したんだ。

最初に所属したのは佐伯遙子さん。作中の描写から当時中3ではないかと見られているが、義務教育中とは思えない、既に新婚さんの風格だね

そしてなにより、事務員ではない。

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IDOLY PRIDE Beginning of Lodestar 無料漫画詳細 - 無料コミック ComicWalker

(第1話 P10参照)


続いてスカウトされたのが、のちに「星降る奇跡」と称される天才アイドル、長瀬麻奈だ。

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初対面の印象が「ふしんしゃ…?」だったのは内緒だぞ。

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(第1話 P16参照)

 
麻奈のパフォーマンスには天賦の才があり、その歌声は誰もを魅了する力を持っているようだ。なんせ、文化祭で歌っているところを見た人の心を鷲掴みにしたり、大手プロで辣腕を振るっていた三枝社長が絶賛するくらいだからね。

これ以降、「麻奈のアイドルとしての実力は(実際、相当な努力に裏付けられているものの)基本的には絶対的」という前提で話を見ていくと理解がスムーズだろう。

 

ここでひとつ世界観の設定に触れておこう。

作中の時代はアイドル隆盛期とされていて、乱立するアイドルの格付けが大変になっちゃったのでAIにランキングを任せよう、ということで、この世界で活動するアイドルはみな「VENUS PROGRAM」なるシステムに登録することになっている。

1対1でライブバトルをし、その内容や盛り上がりを見てAIが勝敗を付けて番付を決めていく…という仕組みらしい。

この辺の設定が今後のストーリーで活かされてくるのかどうかはわからないけど、そういう世界であるということは頭の片隅に入れておこうな。

 

で、スカウトされた麻奈は「クラスメイトである牧野をマネージャーとして雇い入れること」を条件に星見プロに所属することになる。

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ここでその牧野くんについて触れていこう。

星見高校の新歓のシーンでは「実行委員」の腕章をしていたり、表舞台に立って歌う麻奈を自分のことを対比して「光と影」だと例えてみたりと、才能にあふれる麻奈とは対照的に特に取り柄のない、日陰者・裏方志向の高校2年生(5年前当時)だ。

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(第1話 P8参照)

なにかしらの趣味が伺えるシーンもなければ家庭環境も見えてこず、そのくせなんやかんやで冒頭のシーンの通り5年後も星見プロでマネージャーをしていたりと、正直どんな人間なのかは現時点ではよくわかっていない。でも、きっといいヤツだと思うよ。ずっと見てきた俺が言うんだから間違いない。

同じクラスかつ隣の席にいた麻奈とも、2~3回程度しか話したことがない程度の間柄だったらしい。(その程度の付き合いしかないのに麻奈からの呼び出しに「告白?」と思ってしまうあたり憎めないね!)

で、ここ重要なんだけど、なぜその程度の間柄でしかない牧野のことをマネージャーとして麻奈が指名したか、という点は全くもって謎なんだよな。

ブコメの波動かも?という場面もコミカライズではちらほらあったものの、短絡的にそう片付けていいのかどうかはよくわからん。波動かどうか、気になる人はコミカライズ読んでね。

 

で、三枝社長のガバガバ面接を無事くぐり抜け、「高校卒業まではアルバイト(で、卒業後に正式採用)」なんていう世の就活生垂涎の高校2年にして内定持ちとなった牧野くん。

高2で内定なんて他にはJクラブから早く注目された高校サッカー選手くらいしか聞いたことねえよ、うらやましいね。

でもその分、コミカライズではマネージャーとしての活動の中で、高2にしてたくさん社会人の洗礼を受けている場面がある。やっぱりそういうところが憎めないんだよな、そんな頑張ってる姿を見ると応援したくなっちゃうよね。

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(第1話 P8参照)

 

そんなこんなでスタートした、なんだか不思議な麻奈と牧野の二人三脚アイドル活動。
(一応、三枝社長が主たるマネージャーで、牧野くんはそのアシスタントなはずなんだけどそれが伺えるシーンが今のところないのである。社長、影のフィクサーなのかも。)

どこに行くにもふたり一緒で、そのうち高3になった牧野くんは免許を取って麻奈を乗せて運転したりもする。

しかしながら、高校生同士が仕事でドライブする風景には異様な良さがあるね。

 

麻奈のブレイク、そして高校卒業

www.youtube.com

(みんなおまちかねの歌って踊るライブシーンだよ)(1:19~)

 

デビュー曲「First Step」に乗せて、破竹の勢いでVENUS PROGRAMを勝ち上がっていく麻奈。

アイドルとして頭角を現すうちに、高校の卒業を迎えたぞ。

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(卒業おめでとうを言い合って笑顔を交わすふたり。青春の1ページである)

「アイドル活動の甲斐あって、卒業生代表として挨拶に指名される」「麻奈の卒業ライブを見られるのは星見高生の特権だという認識がなされる」くらいにはその名を轟かせているようだ。

 

卒業式・卒業ライブのシーンで注目しておきたいのはここ。

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のちに星見プロの門をたたくこととなる、麻奈の妹である琴乃(右)とその幼馴染の渚(左)が、中学の制服姿で高校の横を通りがかっていた。

(ちなみにこのシーンでは、麻奈と同じ星見高校に入学した遙子さんの制服姿も見える)

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キラキラした目で眺める渚と対象的に、実の姉を険しい表情で睨みつける琴乃。

一体どうして……?というところも、今後に向けた謎の一つだ。

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「第14回 NEXT VENUSグランプリ」

晴れて高校を卒業し、牧野は星見プロに正式に入社することになる。

その頃、新人アイドルだけが集まる登竜門、「NEXT VENUSグランプリ」の第14回が開催されることが告げられた。

遙子さんは「あのう、私は……」と尻込みしていたが、麻奈の押しの強さに負けてふたりともエントリーすることになった。(なお、その遙子さんは描かれることもなく行間のうちに敗退しており、泣いちゃった)

 

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負けられないよ、だって私はいろいろ背負ってるから」と、負けられなくなかった遙子さんや、マネージャーの三枝社長、応援してくれるファンのみんなと…ちょっとだけ牧野くんの期待も背負って堂々とステージに立つ麻奈。

一部界隈ではめちゃくちゃ不穏なフラグワードとされるその言葉の通り、連勝に連勝を重ね、遂にこの大会の決勝まで駒を進めた。

 

余談だが、「負けないよ負けられないよ」のシーンには、偶然か必然か、三枝社長がかつて担当していたLizNoirの姿もあったことを、賢明な読者諸君は既にお気づきだろう。

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(スフィアの4人がキャストを務めるLizNoirは、元々けいおん!に出ていない方の2人組で構成されるユニットだった。どのタイミングで唯ちゃんとムギちゃん残りの2名が加入するかにも期待していこう)

 

しかしながら、その決勝戦の幕が上がることはなかった…

 

2年前

「第14回NEXT VENUSグランプリ」から1年。

まだあどけなさもあった遙子さんは、この1年のうちにすっかり大人になりました。

 

Before

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After

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(急成長し過ぎでは?)(星見プロは5S活動に力を入れておりえらい。)

ちなみに、こう見えて遙子さんはまだ高3(時系列があっていればそのはずなんだけどマジでそうは見えないと思う)。

 

この後、麻奈の墓参り→母校合法侵入→麻奈が化けて出てくる、と続く。

 

ぐるっと一周して現在

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麻奈が化けて出てから2年が経ち現在。

整理すると、冒頭のシーンから、5年前(麻奈と牧野の出会い)→4年前(デビューと高校卒業)→3年前(第14回NEXT VENUSグランプリ)→2年前(幽霊麻奈出現)と来ての現在だ。

背景に見えるポスターの内容が変わっていないことから察するに、この2年間は星見プロには三枝社長、牧野くん、遙子さんの3人しかいなかった割に、ただ一人の所属アイドルである遙子さんの活動はろくすっぽ鳴かず飛ばずだったんだろう。

そりゃあさすがの遙子さんも今後のことを考え出すってもんよ。(逆に麻奈の死からこれまで2年間、遙子さんは一体どのような気持ちで大学生活とアイドル活動を両立してきたのだろうか………想像するだけでつらくなってきた………つらい……………)

 

そしてその一方、事務所前では新たな出会いが。

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姉の死から数年、その足跡を辿るかのごとく星見高校へと進学した琴乃と、同い年のさくら。

何を隠そう、公式サイトのキービジュアルに麻奈・琴乃とともに映っているもうひとりである。

anime.idolypride.jp

 

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彼女たちの行く末に一体何が待っているのか。

次週へ続く!!!

 

まとめ

ということで、いつもと違って変に砕けた口調かつバンバン画像を使って、IDOLY PRIDEの第1話の解説をポイントを交えつつお送りしてきました。

(見返してみるとなんだかセルジオ越後のコラムみたいな口調だ、と自分では感じているところ)(伝わりづらい例え)

 

今回、関係図にポコポコ穴を開けてきましたが、最終的にはこんなふうになりました。

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この第1話を見終えた時点では、このメンツだけ把握しておけば大丈夫です。

特に白石千紗ちゃんは最も可愛いので、ぜひとも覚えて帰っていってください。\( 'ω')/ヘーイ

 

で、第1話を見終えた時点~第2話までの間で、必要だと思えばコミカライズや4コマなどでここで白抜きしている以外のことも知っておいてもらえれば、より第2話からの本格的スタートを楽しめるのではないかと思います。

 

ということで、この記事で少しでもIDOLY PRIDEに対する理解が深まっていれば幸いです。

ただしこの#2以降を今後やるかどうかはわからない。

 

 

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2019年末~現在まで、IDOLY PRIDEを追い続けた一代記です。

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