流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

2/12(土)さいたまブロンコス×ヤマノススメコラボデーに行った話

去る2/12(土)に、プロバスケ・B3リーグのさいたまブロンコスのホームゲームで、アニメ『ヤマノススメ Next Summit』とのコラボデーが開催されました。

今回はそのレポートです。

高尾奏音さんのオタクとしての目線もありつつ、元々Jリーグで育った人間としての視点もどうしても含まれる感じのレポートになるかと思います。

 

 

 

会場・座席について

今回の会場は所沢市民体育館

1階にコートがあり、コートの周りにパイプ椅子の砂かぶり席(一般販売に見当たらなかったので恐らくファンクラブ専用席か?空席があったから何ならそこで見させてもらいたかったくらいだったが…)と、コートの長辺に沿って「ベンチ裏指定席」「コートサイド指定席」が設置されていました。サッカーでいうメインスタンド・バックスタンドにあたる位置です。

2階は常設席になっており、そちらは全席自由となっていました。

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https://broncos20.jp/img/news/20210726_2/ticket3.png

(席種画像は公式サイトより)

 

1週間前くらいに突如コラボのお知らせが出たのですが、そのときには既に指定席のド中央や最前付近は売れており、我々はコートサイド席のややアウェイ寄り(上の画像でいうと左から3ブロック目)に陣取りました。

ただ、後述しますがイベントが行われたのはホーム寄りのゴール付近で、あとはオフィシャル席内でのアナウンスだったので、間近で見るのであればコートサイド席かベンチ裏席のホーム側(右から1・2ブロック目)が適切だったかもしれません。

(万が一この日間近で見たらいきなりだし久しぶりすぎて我が身が耐えきれずその場で消滅するかもしれない危険性をはらんでいたからこれはこれでよかった)

 

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(↑イベント実施位置を追記したもの)

 

ちなみに、それぞれのチームのファンはチームのベンチがある側に陣取る傾向があるようです。サッカーで言うとゴール裏ではなくバックスタンドに応援の中心があるときみたいなイメージ。

ここで言うと、それこそさっき挙げたコートサイド・ベンチ裏の右から1・2ブロック目がそれにあたるかと。さいたま側のファンはそちらに集まっており、岐阜側のファンはベンチの裏あたりにひとりいました。ファンの鑑である。

 

ひょっとしたら今後も同じようなコラボがあるかもしれないので、そのときの誰かの参考になれば幸いです。

 

当日・試合開始までの流れ

14時試合開始で、12時半には開場ということでしたが、我々は13時ごろに到着しました。

当日のタイムテーブルは以上の通り。

 

我々が着いた頃にはコートではブロンコス側のアップが行われており、その傍らで13時15分からオープニングということで場内アナウンスが始まり、そこで軽くのんのんの挨拶がありました。

その後、13時20分から試合直前のアップで両チームの選手が現れます。

両チームがアップに入ったあと、のんのんによる今シーズンのブロンコスの全選手の紹介文読み上げがありました。

登録選手全員のことをそこそこの文章量で紹介するので、なかなか読みごたえのある原稿だったかと思いますが、しっかりとこなしていて偉かったです。

(スタジアムDJの雰囲気に寄せて、往年の「ビューティフル・ドリーマー」歌唱時並みにもっとバチバチかっこよく読み上げてもいいかも、とはスポーツ観戦マンとしての魂が勝手に口を出し始めるところでもある)

 

続いて、スタジアムDJによる応援のレクチャーが入りました。

なにせこちらもバスケを見るのは初めてなので、いろいろと手取り足取り教えてくれたのは本当にありがたかったです。

「攻撃時にはこの音楽」「守備のときにはこの音楽」「フリースローは入ったらこれで外したらこれ」「8番のレフティフリースロー決めたときはこの曲」というように、状況に応じてDJがチョイスする全部で8パターンくらいの音楽に合わせてクラップをする、というのが応援スタイルのようです。

のんのんが一生懸命応援ハリセンを叩いている姿が見えてマスクの下でとてもニコニコしていたし、あれだけ推しが頑張って応援してるなら今日くらいはブロンコスに肩入れしてやらんとなと言う気持ちになりました(どこから目線だよ)。

※応援ハリセンについて初めて言及しましたが、550円で売ってる応援グッズです。

 

声を出せない状況だからなのか、常にこういうスタイルなのか、はたまたバスケ全体みんなこうなのかBリーグの風潮なのかブロンコス独自なのかまではこの試合だけではわかりませんが、運営側がすべてお膳立てしてくれるのはありがたい一方、ファン側に主導権がない形なのはちょっとな、と個人的には思うところがあります。(”曲中に「タイガーファイヤー???」って煽ってくるアイドル”であったり”2013ナビスコ決勝で失敗した官製コレオ”といった例えで読者の皆様には通じるだろうか)

 

そして、アップ終了後、試合開始まで10分を切り徐々に緊張感が漂ってくるエラいタイミングで目玉企画でもあるフリースローのコーナーが訪れました。

なんなら選手たちもみんな見守ってるし、ボールを拾い渡してくれるのは2m以上ある外国人選手というすごい状況。

さすがのこちらも内心(我らがのんのん、球技はからっきしだしソフトボール投げ数メートルしか飛ばせないんですよね………すみません……………)となります。

2回ほど投げるチャンスが有りましたが、いずれもゴールできず残念…というところでコーナーが終わり、そこからはいよいよ試合開始となります。

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てへ。

 

いよいよ試合開始

定刻の14時にはスタメンがコート入りし、試合が始まりました。

プロの試合も体育でやったのと同じようにジャンプボールから始まるんだなぁというところはなんだか安心しました(?)。

2m超級の選手同士が競り合うさまは大迫力で、見応え充分です。

2m以上ある選手ってサッカーや野球ではめったにいないですからね。Jリーグを思い返してもパッと思い浮かぶのはジェフにいたオーロイくらいです。今回の試合は3部リーグにも関わらず、それくらいの体格の選手がゴロゴロいるのですからバスケ界もすごいものです。

 

自分の中でのバスケに対する事前知識って、
・多分第4クォーターまである
・シュート位置によって2ポイントと3ポイントが変わる(そういえば東京五輪のときに体格に劣る日本代表が「いかに3ポイントを高精度に決めるか」を突き詰めていたとかそんな話を聞いたような聞かないような)
ブザービートの概念がある
くらいのものしかなかったのでとりあえずただただ眺めるのみの感じだったんですが、それでもとりあえずさっき教わったとおり音楽に合わせてクラップしていれば楽しいし、お互いの攻撃に一喜一憂していればそれもまた楽しいしで、結構時間を忘れて見ていることができました。実際、ふと時計を見たら「もうクォーター終わり!?」と思った場面もありました。

で、思ったよりも割とバシバシ3ポイントが狙われるしちゃんと入るしでさすがプロと。その傍らで体格に勝る外国人選手がゴール下でゴリゴリ攻める迫力のシーンもあり、見応え充分でした。ダンク未遂(手前で反則があったようでノーゴール)も見られましたし。

あと、なんとなく思ったのが漫画等では3ポイントだったりブザービートだったりがけっこうドラマチックに描かれますが、現実には余韻に浸る間もなく次のプレイにすぐ移行するので結構忙しいなというところ。サッカーや野球の得点シーンは観客側も手放しでしばらく喜びますが、バスケの場合はその次の瞬間いきなり3ポイントを返される、なんてことも容易にありえるので、ゴールシーンが格段に多い代わりに1回あたりの感情の爆発はそれほどでもないというのは構造上の違いだなと感じました。

 

そんなこんなで1クォーターが終わったところで、のんのんのフリースローコーナー第2弾が行われました。

結果はこちらを見てもらうことにしましょう。

 

その後、前半はブロンコスややリードで進んでいきましたが、後半になるにつれそのリードが次第に大きなものとなり、最終的には102-62の大差での勝利となりました。

”100点ゲーム”という呼び方がある程度には大勝一定の指標になっているようですね。(サッカーで言う夢スコ、までは行き過ぎにしてもそういう概念であろう)

「今日初めてバスケ見た方、これほどの試合展開はラッキーですよ!」なんてDJの方もおっしゃっていました。確かに初心者が見るときには多少大味な展開のほうが楽しいですもんね。

最後にはヘッドコーチとヒーローインタビューが行われていましたが、その場で真っ先に喋るのがヘッドコーチというのもなかなか新鮮味がありました。

 

そんなこんなで、この日の式次第は終了。

なかなか経験のないタイプのイベントでしたが、のんのんもしっかりこなしていてえらかったです。

もしまたこういうイベントに呼ばれるのであれば喜んで馳せ参じたいなと思うくらいには楽しい一日を過ごせました。

以上、唐突にB3リーグの試合を見に行くことになった顛末記をお送りしました。

 

余談①

会場最寄りの新所沢駅前にある中華料理屋で最高の料理が提供されていた。

 

余談②

岐阜の背番号25、ライト選手のケツ筋がすごすぎてずっと見てた。

かつては日立台を、今では飛田給を沸かせるパワーストライカー、ディエゴ・オリベイラのそれを彷彿とさせる立派な筋肉である………

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