流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

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2023初頭 のんのんイベントのお話ふたつ

\( 'ω')/ヘーイ

1/29(日)ののんソナイベントと、2/18(土)のIDOLY PRIDEのライブのお話をまとめてしていきたいと思います。

 

 

1/29(日)のんソナ成人式イベント

去年の秋頃に開催が告知されたのんソナ初のリアルイベントが、1/29(日)に科学技術館サイエンスホールにて行われました。

これについてはイベント内容そのものの振り返りではなく所感になります。

 

テーマが成人式ということで、前々からのオタク数人うちの話で正装していこうということになり実行したのがまず思い出になりました。

各々袴なりスーツなりを着て参加したんですが、それぞれもう5年やら10年の付き合いになっている、年も違うとっくに成人済み男性数人がのんのんの成人式だということで一緒に成人式ぶれたのは長年オタクをしていた中でもひとつ大きな節目を感じたというか。

それも武道館前で写真を撮ったので格式高くもあり、なおさら一つの集大成感が出ていてよかったです。

改めて、そういう場を作ることができるレベルでのんのんが活躍してくれてここまで来ることができたというところで、本人、ご家族、事務所の皆さんには心から感謝しなければなりません。本当にオタク冥利に尽きる瞬間でした。

 

やはりあの時代なしには生まれなかったイベント

今回は、石原夏織さん・伊藤美来さんというビッグネーム2名にお越しいただいての盛大な成人式イベントでした。

ただ、このお2人との交流という点では、前所属のアース・スターの存在がなければこうしてゲストとして呼べるところまでには至らなかったであろうというのを個人的には非常に強く感じており、そこもひっくるめての声優・高尾奏音としてのキャリアなのだと改めて実感させられるイベントでもありました。

 

石原夏織さんとは、リンク・プラン所属後の高2の頃に『魔王様、リトライ!』に共に出演し、ふたりで番組のラジオのMCを務めるなど大きな共演関係を築く機会がありましたが、初対面はもっと前、それこそアース・スター時代の初出演作である『城下町のダンデライオン』のアフレコ現場だったはずです。

また、伊藤美来さんとはセカンドショットちゃんねるのイベントで共に登壇するような機会こそあれど、リンク・プラン以降では同じアニメへの出演等は特にしていないものと記憶しています。(プリコネ3部主題歌で同じ曲を歌っていてウオオオオオオとなった)

イベント内でも過去の思い出として固有名詞を出さずに言及されていましたが、『あにトレ!』シリーズでの共演がアニメでは現状最後となっているはずです。

そう考えると、やはりアース・スター時代が今につながっている部分は大きいのだなと思います。

 

お母さんからのお手紙について

イベント参加者が異口同音に語り草にしているのが、サプライズで読まれたお母さんからのお手紙です。

のんのんはいつも気丈に振る舞うというか、大人ぶる姿勢が多くめったにステージ上で泣く姿を見せないなと思っていたので、これまで見たことないくらいの号泣っぷりでした。

ただ、そのお手紙の中で一番びっくらこいたのが、手紙の内容に昔のひかのんラストライブでオタク側から出していた横断幕の文言がそっくりそのまま引用されていたことです。

参考:飼育委員会卒業論文 ―2018.3.11 ひかのんラストライブ~飼育委員会卒業式~のお話 - 流川運河のほとりに生えている木

 

かつてはそれくらいダイレクトなやり取りができていたんだよな…ということや、オタクの一挙手一投足ってこうして親子共通の思い出になり得るのだということなど、様々な思いが去来しました。

今となっては「イベントに横断幕持ってきたので出していいですか?」なんて言ったらハァ?と言われてしまいそうですが、他にもあの日は勝手にオタクが卒業式看板作って入り口に掲げていたりとかもしていたものです。

昨今のイベントではそんなことをせずとも運営側でしっかりとしたお膳立てがされており、こちらとしては当日ただ会場に向かいさえすればこのように素晴らしいイベントを楽しむことができるようになりましたので隔世の感があります。

 

さて、話を戻すと、この文言は「ひかのん」をもじって作られたものでした。

今回のイベントのアース・スター関連ワードが一切使えない環境(それはそれで致し方ない事情があってのことでしょうから何ら悪感情は持ってません)の中で、ひょっとしたらそれでも当時のことを最大限散りばめて盛り込んでくれようとした結果の引用だったのかもしれないなと受け取っています。

そして同時に、関係者が直接当時のことを話題に出せないのであれば、その分語り継いでいくのはこちら側にしかできないことだなとも思いました。

アース・スターもいろいろとしょうもなさと不満には事欠かない事務所でしたが、それでも悪い面に負けないくらいいい功績はいろいろなところに残されていて、それらは決して失われることはありません。

ともあれ引用のおかげで、そんな我々の楽しかった日々に再びスポットライトを当ててもらえたような気持ちになりとても嬉しかったです。

 

2/18(土)IDOLY PRIDEパシフィコ横浜ライブ

続いてはIDOLY PRIDEのライブについて。

 

2019年末にプロジェクトが発表され、そこから3年の月日が経ちました。

心躍った20年初頭のワンフェスでの星見プロ初お披露目、その直後に襲ったコロナ初期を越え、秋の幕張イベントホールでのアニメ1話先行上映で麻奈の死を知らされたこと、21年のアニメ放映にアプリリリース、(まさかの口パクで失望を買った)TIF出演、22年のリスアニ武道館にWicky FES、そしてアニサマ…と数々のステージを駆け抜けて迎えた4年目です。

 

今回は初お披露目のワンフェス以来となる声出し可能公演となることが直前で発表されたのと、白石姉妹の「つながる心Binary」が披露されたことがポイントです。

パシフィコ横浜での大歓声はなかなかに圧巻で、ようやく大会場のライブってこうだよなという本来の姿が戻ってきたことを実感できました。

(ライブハウスではようやく声出し不可のライブがなくなってきて、あいみゅう現場でも最近は毎回声を出せていますが、それでも百人単位の会場と千人単位の会場ではまたそれぞれ違った気持ちよさがあります)

「つながる心Binary」は、”作詞・作曲・編曲:高尾奏之介の楽曲を高尾奏音が歌う”という、アース・スターでもなし得なかった偉業が達成されたエポックメイキングな一曲です。しかも姉妹の曲を実の兄が書き下ろすという点でも今後そうそう現れないと思われます。

そんな楽曲をパシフィコ横浜レベルの大会場で聴くことができたという点で、個人的にはIDOLY PRIDEに期待することとしてもはやこれ以上ない最高打点が成し遂げられたと思っています。

(この日関係者席にて観覧していたあいみゅう中澤メンバーが関係者席にも関わらず「エモすぎんだろ!!!!!!!」と絶叫していたらしい。オタクだし卒論終わって開放感あっただろうからしょうがないね)(しかも実兄作の楽曲だという情報は知らなかったらしい、もったいないね)

おまけに昼夜ともにサニピ・ぱじゃパ・白石姉妹・星見で計7曲でのんのんが一番出番が多かったのもよかったです。ありがたい。

 

Wicky楽曲を数多く持つ月ストも去年の夏以降、毎度ちゃんと質を上げてきているし金額相応分くらいは楽しめたライブでした。

ただ、振り返ってみると武道館は行った、アニサマも行った、史上最高楽曲も披露されたとなってくるといよいよこれ以上望むべきことがなくなってきているのもまた事実です。

個人的には正直星見編までの完成度が高かった故に、以降のアプリのストーリーは安い昼ドラのようで蛇足に感じており、アプリ自体も結局は典型的な課金ゲーでしかなかったので正直もう触っていないのが現状です。

次回の会場も久々に幕張イベントホールということですが、1回行っていて新しい景色ではありませんし、前回幕張でやったころのモチベと比べると雲泥の差なことも思い起こしてしまいます。

そうは言いつつものんのんが出ないわけがないので結局なんだかんだで2Daysとも行くことは行くんでしょうけどね。

 

あとは喉に刺さった小骨を取るような話でTIFリベンジぐらいやってくれれば満足かなぁというのと、月ストに機会があれば最終盤のランガみたく地下対バンのトリに出てほしいなというのくらいか。

多分後者は面白いと思います。