流川運河のほとりに生えている木

「高尾奏音界隈のデイリースポーツこと弊ブログ」

\( 'ω')/ヘーイ 高尾奏音さんの情報・イベントレポに関しては日本一を自負するブログです。

ESD歴9ヶ月。レビュー的に振り返ってみた。

“キミとめぐり逢って こうして同じ空を見てる” ―「Promise you」歌詞より

 

今から遡ること9ヶ月前、「細胞プロミネンス」に誘われるままに師走のディファ有明で初めて見たアース・スター ドリーム

それからなんだか気になって、何回か行ってみるうちにある日突然射抜かれてしまい。

いつの間にか、ただ眺めていた「その曲」に乗っかっている自分がいました。

そんなわけで僕も今ではすっかりいっぱしのドリーマーです。

今回は、ツアーファイナル・炎天歌発売という一区切り、そして3周年へ動き出すタイミングということで一度いろんな目線からここまでの総括をしてみようという記事になります。

 

 

 

・ハマった要因

散々語ってきた通り、一番はじめは『「細胞プロミネンス」を聴くというただ一心でディファ有明にやってきた伊藤美来さん単推しのオタク』というポジションでした。

そこからESDに流れていけた要因としては、まず楽曲が挙げられると思います。

アース・スター作品に度々お世話になっていることもあり、伊藤美来さんとESDって実は互換性が高いんですよね。

ESDの持ち曲の中で、僕が伊藤美来さん経由で元々知っていた曲を挙げると以下の通りになります。

・Fan Fanfare!!! ・Dreamin'×Dreamin'!! ・Sweet berry, Strawberry

・細胞プロミネンス ・Take you to My PARTY!! ・TA・BE・GO・RO@ガール!

・光る海のまんなかで ・ばいたる☆エクササイズ ・夢色トリドリパレード♬

・君色に染まる ~アース・スター ドリームver.~

なんと二桁到達。

ミリオンドール』楽曲はライブイベントに参加したこともあるため全部知っていたし、「夢色」は『魔法少女なんてもういいですから。』を観たときに「なんだか楽しげな曲」と思い、その時のESD本体への興味はさておきCDを買っていたものです。

さてここで重要なのは、これらの楽曲はライブするような雰囲気ではないアニメ、または既に一区切り付いてしまったアニメのものであることから、本家で歌われる可能性がほぼないということです。

Fan Fanfare!!!は2015年の伊藤美来さんのバースデーライブのときだかにオタクが曲名を叫び(しかし歌われず)、「せかつよ民生きとったんかワレ!」とウケていたものと記憶しています。そう、一昨年の時点ですら生きとったんかワレ扱いだったんですよね。

ミリオンドール』楽曲も、作品のライブイベントではめちゃくちゃ盛り上がって最高だったんですがその後は伊藤美来さんをはじめとした各出演者のライブで披露されるのみとなり、一堂に会する機会はESDしかありません。

ばいたる☆エクササイズだって、あにトレ!のイベントで披露されない以上ESDのほかではどうしたって難しいでしょう。まさか伊藤美来さんが「次、静姉」「次、紫苑さん」言いながらソロで創作ダンス全部やるわけにもいかないし。

そんなわけで、僕にとっては伊藤美来さんを追いかけて行く中で共に過ごし、そして今では月日とともに過ぎ去ってしまった曲たちが今でも生きている場所、それがESD現場なのです。

「Dreamin'×Dreamin'!!」のサビのコールで作中さながらのはいせーの×4が実在してるのなんか感動ものですし、「ばいたる☆エクササイズ」を2017年になってもみんなで踊れるのは幸せです。

そんなわけで、本当にここに来られてよかったなと思っています。

 

で、次に挙げられる理由が距離の近さです。

そもそもの前提として、いわゆる地上寄りの現場だけしか知らない人間(つまり過去の自分である)ってライブ終了→係員につっつかれて解散、という頭しか無いんですよね。

だから当初、ディファでまりあんぬ生誕祭の後の特典会を見かけたときもなにかやってるけどそんなのもあるんだ、とおまけ程度に思っていました。

しかし、次に行ったクリスマスライブの第1部をライブのみで出ていったときに明らかな違和感があったんですね。

ライブって基本終わったらみんな出ていくものだと思っていたのに、ほぼみんな残って特典会に参加しているのです。それゆえ、「普通に」出ていこうとしていた自分がまるでライブ最中に抜け出すかのような構図になっていました。

そこでようやくESDの単独は「ライブと特典会合わせてひとつのイベント」だと気付いたのです。

なのでその日の第2部で初めて特典会に参加してみたわけですが、最初はまあ「ひえ~~畏れ多い><」なんて心境でした。 

そんな僕も今ではすっかり慣れちゃいましたが、よくよく考えるとこのライブ直後に本人たちとお話ができるというシステムも地上寄りのオタクからしてみれば画期的なものです。

なぜなら、ライブ終了→つっつかれて即解散をされてしまうと本人に感想を伝える手段は(読んでるかどうか知りようのない)Twitterやブログ、(そもそも届いているかすらわからない)お手紙くらいしかないのですから。

それが当然と思っていたオタクにとってはここの接近は麻薬的。

なんせここまでどっぷり浸かったとどめの一撃って国立音楽院のときにようやく「20時以前に」聴けた「細胞プロミネンス」でめっちゃくちゃ高まってたらステージ上の当の本人とバッチリ目が合って(ライブで目が合うとか都市伝説だと思ってた)、その後の特典会で「めっちゃ盛り上がってたの見えた」って言われた回ですからね。その日にはもう伊藤美来さんのときぶり2回目の本人に面と向かっての応援するよ宣言をしてしまっていました。てへ。

百聞は一見にしかずということでみなさんどんどん軽率にやってきてみてほしいものですよ。楽しいぞ?

 

と、自分の中で特筆すべき点は大きくこの2つだったかなと思います。

あとは通うごとに見えてくるひとりひとりの良さとか、現場の居心地とか、ライブの頻度とか…もっといろいろあるのかな?とりあえずはこの辺で。

 

 

・運営面

良いところ

・「高尾タイム」対策が見て取れる

労働基準法には、「使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。」(第56条1項)「児童の健康及び福祉に有害でなく、かつ、その労働が軽易なものについては、(中略)満十三歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる。」(同2項)という規定があります。

つまり、労働基準法においてはアイドル声優という職業は児童の健康及び福祉に対し無害な労働なのです。やったね。

また、年少者を使用してはいけない時間について「第五十六条第二項の規定によつて使用する児童については、(中略)午後八時及び午前五時とし、(後略)」(第61条5項)と規定されており、これらがいわゆる「高尾タイム」、高尾さんの退出時間の法的根拠となっています。((後略)の部分には厚生労働大臣の許可があれば午後9時まで伸ばせるとあるのでここぞというときにはみんなで大臣に頭下げに行こうな)

来る去る9月10日に高尾さんは15歳を迎える迎えたわけですが(おめでとう!おめでとう!\( 'ω')/ヘーイ)、ここまで見てきた通り労基法第56条においては「誕生日がいつであるか」はそもそも問題ではなく、「15歳になって初めての3月31日」がポイントであるということがおわかりいただけたでしょうか。

つまりあと半年後、義務教育期間を終えた2018年4月1日になるまでは現在の「高尾タイム」問題はつきまとうわけです。

(なおそれ以降、労基法第56条をクリアした次に出て来る制限は同法第61条1項「使用者は、満十八才に満たない者を午後十時から午前五時までの間において使用してはならない。」というものであり、よほど深夜のテレビ・ラジオ番組、アニクラ系イベント等の出演をしない限りは今ほどの問題は無くなることでしょう。)

(特典会で本人にこのへんの話振ったら上記の認識は合っていたようなのであと半年の辛抱で間違いなさそう)

 

で、本題ですが、とにかくもうしばらくは「高尾タイム」とおつきあいせにゃならんのです。

せにゃならん以上、なんとしても2周年のような事態だけは二度と無いようにしてもらいたい。

そこで恐らくその対策も含め、ディファ以降の単独公演では開場・開演時間が従来より早まっています。

ESD公式のニュースページより、ディファ前後のライブの時間を引っ張ってきてみました。(開場時間/開演時間 を表します)

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昨年5月の単独・・・第1部12:45/13:00 第2部17:15/17:30

昨年9月の単独・・・第1部12:30/13:00 第2部17:00/17:30

ディファ・・・    生誕祭14:00/14:30  2周年17:00/17:30(実際は開演18:00)

クリスマス・・・   第1部12:30/13:00 第2部16:30/17:00

3月~5月単独・・・  第1部12:00/12:30   第2部16:00/16:30

ツアーファイナル   第1部12:00/12:30 第2部16:00/16:30

9月生誕祭・・・  第1部12:00/12:30 第2部16:30/17:00

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以前は第1部が13:00~、第2部が17:30~というのがお決まりのパターンなようでしたが、ディファ以降は変動が起き、最近では概ね第1部が12:30~、第2部が16:30or17:00~に固定化されてきているという流れがわかるかと思います。

こうして見ると、ディファの開演が遅れるのも頷けるというか、いやまりあんぬ生誕祭せめてもうちょい早くから始められないものか?というか…(この辺はまたあとでね)

とはいえこうしてライブの時間を早めてくれているおかげで、「高尾タイム」の影がちらつくケースは多少減ってきているのではないでしょうか?(特典会が長引いたときや平日19時開始の炎天歌予約イベントなどはこの限りではない)

こうして未然に防げる部分は防ごうという姿勢が見えるところは評価したいです。

そして既に発表されている通り、3周年記念ライブの開演時間は16:00。4時間みっちりライブしても大丈夫!

…と思いたいところですが。あまりに開演早いんで終了後特典会とか言い出したりしないかどうか心配です。

3周年記念ライブをやりきって6人みんなが無事退場していくのを見送るまで絶対油断しないぞ俺は。

 

・Tチケットの進歩

最初にディファでライブを観たときは、「お手持ちのTカードで入場」とアナウンスされていたのになぜか用意されていた紙チケットと引き換えられ。

次にクリスマスライブに行ったときは、待機列に並んでようやく受付に着き、Tカードを渡してこれでやっと入場…と思いきやまたしても紙チケットを渡され一から並び直させられ。

当時は正直「これどうなのよ」と思っていたTチケットでしたが、回を重ねるごとに改善してきました。

今ではすっかり受付でTカード見せる→照合されたら受付通過→ドリンク代支払い→入場、という形が確立されています。

格段にスムーズになりましたし、オンライン決済からのペーパーレス入場で21世紀を感じます。おまけに(マジでおまけ程度だけど)Tポイントも付く。

ライブに行くのに本編以外で悪印象を与えてしまうのではしょうがないですから、こういったハード面の拡充は大事ですね。

 

 

悪いところ

・大阪・豊橋・東京を周るツアーなのに「東名阪ツアー」を名乗る。名ではないではないか

・延期・変更等あるのは仕方ないし十分理解もするがそれに関して早めにメンバーではなく責任者の口から一言欲しい。別に怒んないから

(例:2周年記念のBD発売日が8/16とアナウンスされていたのに直前までだんまり決め込んでて急に9/30発売と言い出した件)

・作ってるところだったはずのアルバムどうなった

・2周年で新曲として紹介してた「Diamond Soul」、ESDの曲かと思ったら元ネタがせかつよパチンコの曲だった

などなど。。。

諸告知をもうちょっとでも早めにしてくれるだけでも全然違うし、アルバムの件も進捗ゼロだとしてもそれはそれでしょうがないことだし言ってくれさえすればやきもきせずに済むのですが。あと単純にEternal StageとTake you to My PARTY!!のESD版音源欲しい。

見ていてきっと大変なんだろうなってことは伝わるのでお体に気をつけて。

あと知ってか知らずか10/14のその日に単独ドン被せした件だけは誰がなんと言おうと俺は許さんぞ。

 

 

 

・2017年12月9日、1000人のドリーマーでディファ有明を埋めるということ

ここまでで振り返りはおしまい。最後に今年これからのESD現場で最大のテーマとなってくる3周年記念ライブについて触れていこうと思います。

 

「1000人集客」を銘打った2周年記念ライブで目標に対し230人足りない770人の集客。

そこで新たに打ち出された目標こそ、「3周年記念ライブのディファ有明で1000人のドリーマーを集める」というものでした。

 

ディファ有明は2018年6月末をもって閉鎖されることが決まっているため、この3周年記念ライブは「ディファにドリーマー1000人」という目標にリベンジする最初で最後のチャンスとなることでしょう。

 

2周年の日から実にいろいろなことがありました。

脱退だったりデレマスだったり長野対バンだったり東大だったり肉フェスだったり、

DJあーりぃ爆誕だったり東京大阪愛知のツアーだったり炎天歌リリイベだったりひかのんタイラー出演だったり。

そんな中、TwinBox AKIHABARAでのツアーファイナルと今月末のゆっきー生誕祭で完売が出たというのはここまでの歩みを象徴する出来事だったのではないでしょうか。

1000人、行けるのでしょうかね?

行けそうとも言えるし、わからないとも言えます。

2周年のときにいた770人がそっくりそのまま3周年でも来るわけではありません。ただ、一方でもっと引っ張ってこれる余地もまだまだあると思います。(正直来月中旬次第ではある曲の需要が臨界点に達する可能性がある)(とはいえ自分自身オリジナルを聴けることを期待しているので複雑な心境)

そのどっちに転ぶか微妙なところを少しでも達成方向に持っていくのが残り2ヶ月と少しの間で我々ができること、しなければいけないことなのではないかなと思います。

特に2周年以降に入ってきた自分はそれ以前いなかった分なんとしても色んな人を誘っていきたいなと。(あらかた誘い尽くした感はあるが)

史上最強の\( 'ω')/ヘーイをしたい、と我らがのんのんが言うのならファンとしてはそれを叶えるために全力を注ぐしかないですよね。\( 'ω')/ヘーイ\( 'ω')/ヘーイ

 

それにしても、9ヶ月いるとすっかり当事者ですね。

12月の時点では「1000人集まればいいね」と思っていたのが今ではこんな感じです。

うん、楽しい。

 

(記事中の「9ヶ月」が全部「8ヶ月」なタイミングで書き出していたはずなのにもうすっかり秋だよ。タイムリー性がなくなった部分が多々あるグダグダな記事と化してしまった)